ホテルオークラアムステルダムのクラブラウンジの新しい情報が無かったので、ラウンジサービスの内容がよく見えませんでしたが、2019年春の状況はこんな感じです。
朝食は一応用意されていますが、あまりに質素なためか?ほとんど利用者もありませんでした。
料理は本当に最小限でハムとチーズが2種類、簡単なグリーンサラダ、パンにコーヒーや紅茶が用意されます。質はまずまずですが、三日間でパンやフルーツが多少変わるだけでほぼ毎日同じメニューでした。
この朝食時にも気になる事態があり、三日目の出発前の簡単な朝食を7時過ぎにとっていたら、掃除夫の女性が鼻歌を歌いながら、大型掃除機で大きな音を出しながら断りもなく、ラウンジの清掃を始めたのには呆れました。
食事していたのは私たちだけで、私たちのテーブルの近くも掃除して帰りましたが、食事のコーナーにはカバーもなく衛生面でも気になる状況でしたし、日本人の感覚としては普通ではない感じで、他の欧州のラウンジもいろいろと利用しましたが、朝食中に掃除されたことは経験がありません。
朝食コーナー(全景)
ハム、チーズとサラダ
フルーツとパン
コーヒーと紅茶
ほぼ全メニュー
ランチタイムは無く、15時ころにティータイムがありケーキが一度だけ用意され追加は無いので、3日のうちケーキがあったのは一度だけで、あとは数種のお菓子があるだけで、たとえばパリのインターコンチネンタルパリルグランのような必ずティータイムにいけばふんだんにケーキが用意されているのとは違いますので注意が必要です。
ちなみにケーキの味は甘いだけのカタチだけのもので、あえて食べる価値は無い感じでした。
ティータイム
ケーキ
まとめ
全体的なサービスレベルとして日本的な心遣いは一切期待できず、逆にチェックイン時に予約があるのに無いとつきはなすなどホスピタリティのレベルが低く、とくに日系ホテルと考えると不満感を感じ、かえって世界的なホテルブランドのマリオット、インターコンチネンタル、ヒルトンあたりの方がサービスもきちんとしていてホスピタリティもあり安心なのが日本人としては残念な現実です。
実際に3泊泊まった印象ですが、あえて日系の有名ブランドホテルオークラをアムステルダムのホテルとして選択する理由はタヌ蔵には感じられず、「街外れと不便な立地で、部屋が広いだけでホスピタリティは感じられない」という主に否定的な事前情報を総合したものが、はかなりの数の国内外のホテルのサービスを知るもののとしては正しい情報と感じました。
かえってこちらの一泊分の料金で3泊出来るハンプトンバイヒルトンアムステルダムスキポールの方が朝食も美味しく余程も価格以上に快適であり、多少料金が上がっても、+バスタブがあれば、+3泊しても良いと感じたことが、日本人としては残念なホテルオークラアムステルダムの現実でした。
今回、海外での日系ホテルの初滞在でしたが、経験上、ヨーロッパで外れが無いのは残念ながらヒルトン、マリオット、コンラッド、インターコンチネンタルなどの海外の有名ブランドですね。残念ながら、次にアムステルダムに行ってもホテルオークラアムステルダムを選ぶことはありませんね。
つづく
(2019.3)