二十四節気の立春です!! | 狸山齋狸宇婆の徒然草

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徒然なるままに、日暮らし硯に向かいて… 硯ではなくキーボードですが、心に浮かぶよしなしごとをそこはかとなく書き綴って見たいと思います。

今日は二十四節気の立春です!!

二十四節気というのは立春から始まるのですよ。

今日が今年の最初の節気です。

 

<東風>

春を運んでくるように、春先に東方から吹いてくる風を「東風」と言います。

「ひがしかぜ」、「こち」などと読みます。

「こち」と言う読み方は、菅原道真の「東風吹かば、思い起こせよ~」の句で有名ですね。

 

「東風」と書いて、茨城に「はるかぜ」と読ませる学校がありました。

閑話休題。

 

<春一番>

その年の立春から春分までの間に最初に吹く強い南風です。

風を生ぬるく感じるほど、気温が上がるという特徴がありますよ。

しかし、この春一番、明るい言葉の響きとは裏腹に、海上で大時化を起こし、

海難事故に繋がる危険な風でもあるのです。

実際、幕末の1859年、現在の長崎県壱岐市の漁師53名が春一番の犠牲になったそうです。

 

春を告げる嬉しい風ですが、悲しい歴史も心に留めておきたいものですね。

 

<春告げ鳥>

これはウグイスのことです。

我が家の近くでも、もう少し暖かくなるとウグイスの声が聞こえるようになります。

春の遅い北関東ですから、まだまだ先の事ですが…

 

春告げ鳥がウグイスのように、春告げ魚はニシン、春告げ草は梅を表します。

 

我が家のお花たちも少しずつ春を感じるようになりました。

 

部屋の中で避寒中のミニ薔薇ですが、新しい芽が出てきました。

 

秋の終わりに植え替えて風の通りをよくしたベゴニアはしっかりと育ち、

お花も沢山咲いています。

 

さて、庭へ出てみましょう。

 

今年初めて見つけた、1輪のオオイヌノフグリ(瑠璃唐草)です。

繁殖力が強いので、ほって置くと一面に咲くのですよ。

 

ホトケノザも花を咲かせ始めました。

我が家の一番乗りのお花です。花壇を整理するときに、全て除去してしまうのですが…

 

年末に掘りあげて置いた球根を花壇に戻したのですが、このような芽がでていました。

 

寒い寒いと言っている間に、春はちゃんとやってきますね\(^O^)/

 

しかし、明日の夕方から明後日の朝に掛けて北関東では大雪の予報が出ています。

大雪と言っても積雪予報は6cmなのですが、油断せずに注意します。