「オジサンのアイドルアナ」である秋元優里アナが昨夜、
「オジサンのアイドル、田中好子さんが…」と悲しそうな顔で訃報を伝えていた。流石の私も泣きながら見るしか出来なかった…。

女優の田中好子さんが昨夜亡くなられました。
長年乳癌と闘ってましたが、それを全く感じさせない演技、明るい笑顔の良い女優さんでした。
それだけに突然の訃報、悲しいです。
でも以下の歌詞を見たらわかりますが、
涙を見せては彼女に「泣いたらダメじゃない!」と言われそうですね。
だから彼女は廃墟と化した東北の大地の復興を見守る花になった(彼女は生前、社会活動にも熱心で、病床でも被災地に思いをはせていました。元気でしたら一番に救援活動に乗り出していたでしょう)、毎年春一番を告げる風になった、そう思うしか在りません。

あたたかな静けさの中
眠ってたわたしに熱い吐息ふきかけ
愛の喜び教えてくれたのあなた
やわらかな陽ざしの中
朝露にめざめかけた
小鳥のように歌う喜び
そして愛を知った

大空の果て夢を求めて
白いつばさ今ためす時
あなたの愛の力借りて
心を決めたならば
枝を揺らす風にさえ
声かけて飛び立てる

『私たちは自分たちのことをまだ大人だとは思っていません
人間としてもまだまだ 未熟で
たとえれば小鳥のようなものです
でも私たちは私たち自身のつばさで
飛び立ちたくなったんです
淋しくないって言ったら嘘になります
でもその勇気を下さったのは
みなさんです
ありがとう……』

別れの時が来ても泣かないわ
あなたとすごした熱い青春
生きる勇気をくれたあなたが
いつもそばにいるから
一人でもこわくない

別れの時が来ても泣かないわ
あなたとすごした熱い青春
生きる勇気をくれたあなたが
いつもそばにいるから
真実の真実の
触れ合いを忘れない

かつてキハ181系時代の上り「つばさ」の走りっぷりがこの曲と重なりあっていたが、
キハ181系引退、
そして、まだ車庫に眠るキハ181系が復活し、山形新幹線を3線軌にしても、
彼女の死でもうあの時の「つばさ」は、永遠に帰って来ない…。

ご冥福をお祈り申し上げます。