神弁護士に相談し、現場検証したその後のゴタゴタは、本当に思い出したくないし、読んでくださる方にも勉強になることは何もないと思うので割愛しますが、
基礎がめちゃくちゃ＋容積率間違い
をやっと認めたら、観念したらしく、建築契約解除に応じてくれました。
建築条件付き土地だったので、建築契約解除すると、土地売買も無効になるかと思いましたが、土地はそのまま残りました（代金決済も登記も済んでますしね）。
基礎は壊し、更地にして、ちょびっと賠償金も払ってくれました（手付倍返しではないです）。
私の場合、建築基準法違反は明らかだったので、建築指導部がかなり気にかけてくれたらしく、何度か業者との交渉の進捗を尋ねる電話やメールをいただきました。
なんとか交渉が私の望む形でまとまったのは、建築指導部からの働きかけもあったんじゃな
いかな、と思います。
建築条件付き土地は、不動産会社が販売している場合、家の価格とスペックが見合っていないケースが多いと思います。
友達の家購入の相談にもちょくちょく乗りますが、不動産会社が販売している建築条件付土地の家は、スペックはとても低いのに、それなりのお値段がします。
元々のスペックが低いので、減額できるところはなく、むしろアップしないといけないことが多いので、思いもしない金額になりそうです。
うちの場合、もともとの建物価格が１８００万円でした。それにオプションをつけると２２００万円を超えて、
「これやったら一条工務店で家建てられるやん
！」
！」って単価まで上がりました。
断熱材をグラスウールからアクアフォームへ、窓をアルミからアルミと樹脂の複合サッシへ、サイディングを１４ミリから１６ミリに変えただけなのに
それに対して、建設会社が販売している建築条件付き土地の家は、そんなに悪くない印象です。
お値段もそれなりですが、スペックもそれなりです。
建設会社と直接やりとりできるので、打ち合わせもやりやすいし、クレームも直で伝わります。
不動産会社が販売する建築条件付き土地を買うと、家の打合せがなぜか不動産会社経由になります。
建設会社からすれば、面倒な打合せやクレームは不動産会社が引き受けてくれるし、
建築は丸投げしてくれるので、手抜きし放題です。
不動産会社は不動産仲介手数料をもらい、建物のキックバックが入る（と思われる）ので、2度おいしいわけです。
あちこち内見に連れて行って、ようやく手にする不動産仲介手数料よりも、素敵な家造り
をあおって、座してキックバックを手にする方が楽だし金額も大きいんでしょう。
をあおって、座してキックバックを手にする方が楽だし金額も大きいんでしょう。無責任な建設会社と儲けることしか考えてない不動産会社のしわ寄せを、買主である消費者がかぶるわけです。
ばからしいと思いませんか？
なので、タイトルで連呼してきましたが、
不動産会社が売りだす建築条件付き土地はやめておいたほうがいい
どうしてもその土地がいいなら、建築条件を外してもらうよう交渉したほうがいい
うちのように、悪い業者につかまってしまうと、本当に大変です。
私的に何が大変だったかというと、夫婦仲が悪くなって大変でした
家造りで夫婦が同じ方向に向けないのは、本当に辛いです
いい業者に出会えれば、幸せいっぱい家造りできるんでしょうけど、
そうでなければ、夫婦間の溝は深まりますよ
そして、家は建てたら終わりじゃなく、ずっと住み続けるんです。
家に対する不満は、自分の家造りを支持・応援してくれなかった配偶者への不満になるでしょう。
うちの場合、あのまま建てていたら、更に夫婦仲は悪くなっていたと思います
＊。
＊。土地に引きずられて、建設会社を選べないのは危険なことです！
家を建築する会社は、なるべく自分たちで選んだほうがいいです！
長いタイトルに長い話を読んでいただき、ありがとうございました
＊ちなみに、今は夫婦仲は元通りです。
来年２月１１日には、薬師丸ひろ子さんのコンサートに夫婦で行きます
すごーーーくいい席をゲットできました
それを主人にラインで報告して
「あなたの日頃の行いがいいんやろうね。ありがとう
」
」と送ると
「このコンサートがする頃には家も完成してるやろうし、欠陥住宅と戦いつづけたたぬちゃんへの神様からのご褒美やろう
」
」と返信がありました
えへへへへーーー