不動産会社が売り出す建築条件付き土地はやめておけ、という話(神降臨編) | じゅんぼうもくさんゼロホーム~~ちょっと今からゼロホームで家建ててくる

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準防火地域で木造3階建て(略して「じゅんぼうもくさん」)の2世帯住宅をゼロホームで建てる

大阪市建築指導部職員(ゴッチ似)から指摘されたすんごいミスを発表する前に、
基礎を大胆に造り損ねられた家の間取りをご紹介します。
 
まず1階
 
2階
3階
 
 
今こうして見てみると、L字型だし、吹き抜けあるしで、ねじれやすそうな家だなぁと思います。
 
今現在建てている家は2世帯なのですが、この家は2世帯ではありません。
どうしてかというと、容積率140パーセントで設計しているからです。
なぜ140パーセントで設計しているかというと、土地売買時に容積率140パーセントと
説明を受けたからです。
 
さて、ここから、前回のつづきになりますが、ゴッチに容積率140パーセントで云々という
話をすると、ゴッチは
「容積率に140パーセントなんてありませんよ*」
とサラッと言うのです。
 
ええっポーン!!
 
でも、でも、と、スマホに入っていた土地の重要事項説明のこの部分を見せました。
 
これを見るとゴッチは「あーニヤニヤと言って、
 
 
 
「道路幅員3.5メートルというのが、ないです。この場合は4メートルです。」
 
 
ゴッチ曰く、道路幅員が現時点で4メートルなくても、4メートルとみなして、
うちの土地の場合、容積率は160パーセントになると言うのです。
 
 
 
はぁ?びっくり
 
基礎をミスってるだけじゃなくて、土地の容積率もミスってるの?びっくりびっくりゲロー
 
「ちょっと待っててください」
といって、ゴッチはこの家の建築計画概要書を持ってきて見せてくれました。
そこには「容積率160パーセント」とありました。
 
 
 
 
なんやってーーーームキームキームカムカムカムカ!!!!
 
それなら、基礎を壊して設計をやり直したい!
 
ゴッチに言うと、「じゃあ、そのように業者と話合ってくださいニコニコ」とのことでした。
 
この時点で夕方4時。
明日は上棟。
急いで営業マンに電話して、明日の上棟はストップしました。
そして、次の日の朝11時から元請の建設会社の人と下請けの建設会社の人と私たちとで現場検証となりました。
 
現場検証後は、いろいろな交渉になるのでしょうが、何をどう交渉していいものやらさっぱりでした。
社長は詐欺師だと思ったほうが正解に近い人で、どんなにおかしいことを追及しても
「うちはこれでやらせてもらってますぅー口笛
と言う人なので、これを突破するにはどうしたらいいのか。
 
そもそも、あの基礎のまま建築を進めることは可能なのか?
建築のプロに助言いただきたい!
 
思いついたのは、水先案内人さんの無料メール相談でした。
返事がいつになるんだかわかりませんが、とりあえずメールを出したんです。
夜の9時くらいだったと思います。
「明日の昼11時から業者と話合いです」と書き添えて。
 
そして、翌日朝8時半。
水先案内人さんから返信が!!
 
 
 
水先案内人さん、神キラキラキラキラキラキラおねがいラブおねがい
 
 
 
 
これまでの家造りでは、不誠実な人間にしか出会ってなかったので、
水先案内人さんの誠実さ、人を思いやる気持ちには本当に感動しました。
 
返信内容は次回へつづきます。
 
 
 
*容積率に140パーセントなんてない、というのは大阪市の話です。
地域によってはあると思います。
ゴッチ曰く、風致地区を除いて、大阪市の容積率は最低160パーセントはあるらしいです。