知っていて欲しい水道関係の話 | じゅんぼうもくさんゼロホーム~~ちょっと今からゼロホームで家建ててくる

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準防火地域で木造3階建て(略して「じゅんぼうもくさん」)の2世帯住宅をゼロホームで建てる

さて、水道関係の話をする前に、我が家の土地の状況を説明すると、
前回も説明しましたが、我が家は木造3階建て完全分離2世帯です。
新築前は2つの家が建っていた土地です。
 
2つの家が建っていたので、水道引込も当然2つあるんですよ。
当初、その水道口径は16ミリと言われていて、それを25ミリにしないといけないと言われてました。
新築は25ミリだよキラキラと。
そして、水道は1建物1引込上差しなんです。
なので、2本ある16ミリのうち1本は取り外し、1本を40ミリにして、それを25ミリ2本に分岐させる。
そのためには道路をめくって再舗装しないといけないので、費用が115万円にもなってしまうのだ、
とゼロから説明を受けたのですが、調べてみたら、我が家には25ミリの水道管が引かれていたのです(もちろん2本)。
ちなみに自分の土地の水道管の口径は、買った土地なら土地売買時の重要事項説明書に記載されてますし、記載されてなければ、大阪市の場合、大阪市役所4階に水道局の出張所?があるので、そこで閲覧・確認できます。
ちなみに私は大阪市役所に行って確認しました。
 
25ミリが2本あるんやから、それをそのまま使えばええやんニコニコ
そう思いますよね?
泉北ホームはそう思ってくれたんです。
メーターが16ミリ仕様だったので、メーター交換だけすればいいよ照れとメーター交換代だけの見積もりなので8万円なのです。
ところがゼロは1建物1引込なんだよグラサンってことで、115万円の見積もりだったんです。
でも、これまた調べてみると、40ミリの水道管って、10世帯に楽々給水できるくらいの口径なんですよ。
1本の25ミリを分岐して、25ミリ2本でもほとんど支障はないそうで、はたして道路をめくって再舗装の必要あるのかよ、
とも思いますし、そもそも25ミリが2本あるんだから、そのまま使わせてくださいよ、ってことでゼロにお願いしても、
「水道局がOKならOKですが、ダメならダメ真顔」ということで、都島にある水道局に2度足を運んで相談しましたが、
1建物1引込の例外は認められないそうですショボーン
なぜかというと、例外を認めると引込がどんどん増えて、本管の負担が増えた結果、給水が不安定になるのを防ぐためだとか。
いや、でもさぁ、新しく引きたいんじゃなくて、今あるものをそのまま使わせてくれって言ってるだけなんだけどなぁチュー
ちなみにガスの場合、新規引込(本管から宅地までの道路をめくっての工事)やメーター交換の費用はガス会社持ちですグッ
1建物1引込を絶対守れ!ってなら、その費用のせめて半分、水道局がもってくれない?
なんで、あんたらのルールを守るために、そっちは負担ゼロ、こっちは115万円も出さないといけない訳?
これがガスだったら、消費者負担は0なんだけど?
すっっっっっっごくおかしい話だと思いますムキー
 
ただ、一建物と言っても、その建物が2世帯分(キッチンやトイレ等)あって、玄関を介してしか行き来できない構造の場合には
2つの建物とみなして、2つ引込できるそうなんです。
ちなみに我が家の設計は、義父の希望で、隣り合った玄関を入ったホールに扉がついていて、中で行き来ができる設計でした。
義父の希望を捨てて、玄関ホールに扉をつけなければ115万円が浮くんです。
ちなみに義父はこの家の新築に1円も出してくれません。土地は自分たちで買ったもので、義父のものではありません。
さあ、どうする??
 
はい、扉つけるのやめます爆  笑
 
ですよねーキラキララブラブラブラブキラキラ
 
まあ、これでなんとか水道見積もりはメーター交換の12.6万円に下がったんですが、
それでも泉北ホームの1.5倍やないかーいゲロー
水道工事代金に差がありすぎです。
そもそも、提案に差がありすぎです。
水道関係に関しては、なにも知らない人間からぼったくってやろうという意思を感じます。
そして、そんな業者を見て見ぬふり、むしろそっと応援してる(としか思えない)のが大阪市水道局ですよムキー
 
ちなみに、新築時に水道口径を25ミリに絶対にしないといけない訳ではないんですよ。
16ミリだったら、16ミリのままでもいいんです。
「水の出が悪くても文句いいません」って念書を水道局に差し入れればいいらしいです。
ちなみに、16ミリだと、洗濯機まわしながら、風呂の湯をためながら、キッチンで皿洗いしながら、タンクレスのトイレを流したら、水圧不足でトイレが流れない、くらいの給水力らしいんですが、そんなシチュエーションあるキョロキョロはてなマーク
16ミリは安定した給水が2口か3口らしいです(水圧は家の場所によって、微妙に差があるので、このばらつきだそう)。
 
てか、トイレはタンクレスじゃなくて、タンク式にしたらいいんですよ。
タンクレスなんて、見てくれ以外メリットないです。デメリットの方が多い。
もし、家を建てるにあたって、標準でついてくるのがタンクレストイレなら、断然タンク式トイレに変更をお勧めします。
なぜかというと、タンク式トイレは仕組みが単純、アナログで、仕組みさえわかっていれば
素人でも簡単に修理できます。
げんに私の実家では、深夜にトイレの水が止まらなくなったのを、父親がひょいひょいと修理してました。
もちろん父親は水道工事関係者ではない、素人です。
 
それに対して、タンクレストイレは電子制御されたデジタル機器なので、素人が修理なんて無理です。
もし、深夜にトイレの水が止まらなくなったら、どうします?
あわてるでしょ。
マグネットの水道業者に電話しちゃいません?
でも、それをすると、高確率でぼったくられます爆弾
なんせ8万円で済む話を115万円でもってくる人たちがいる業界ですよニヤニヤ
 
ちなみに、トイレの水を半日流しっぱなしにするとどのくらい水が流れているかというと、
今どきの節水型トイレなら4立方メートルくらいです(計算は下に書いておきます)。
地域によって水道料金は異なるので、ご自分の地域の水道料金で計算してみてほしいのですが、
大阪市に住む我が家の場合、4立方メートルなら500円ってとこです。
なので、深夜にトイレの水が止まらなくなっても、
「翌日、水道業者に見積もり取らないとダメだわねー」で
流しっぱなしにして、信頼できる水道業者を探して修理してもらった方がいいです。
流しっぱなしが気になるなら、家の止水栓で家全体の給水を止めてしまえば止まります(当然だな)。
 
よく気づかないうちに水道管が破裂して漏水してて、水道料金の請求が数万円滝汗なんて話がありますが、
トイレの水の給水と水道管の給水は量が桁違いですし、気づかない時間もはるかに違うので、トイレの水が止まらないくらいで、数万円の請求!なんて、ぼったくり水道業者に電話しない限りありえません爆  笑
 
これから家を建てる人には、水回りの機構はなるべくアナログなシンプルなものをお勧めします。
デジタルなもの(タンクレストイレやタッチレス水栓)は壊れやすく、かつ、自分で修理ができないし、この業界はぼったくり業者が数多く存在してますので、やめておいたほうがいいと思います。
 
トイレの水を半日流しっぱなしの水量計算
 
トイレの水は1分から1分半でタンク満タンになるようになっているそうです。
仮に1分として、トイレ1回に6リットル使うとすると、流しっぱなしなら
1時間に
6(リットル)×60(分)=360(リットル)
半日だと
360(リットル)×12(時間)=4320(リットル)
なので、四捨五入でおおよそ4立方メートルです。
節水じゃないタイプなら、1回に12リットルから20リットルくらい水を使うので、
これを2倍か3倍すればいいと思います。