絶景の後ろに続く道 | 下手の横好き 時々夫婦

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(旧下手の横好き 時々育児)

現在は広い意味でのメンタルヘルスをテーマにした詩と絵をアップしています。

見たこともない絶景を見た。

 

 

それは、ほかの人にとってはおそらく

なんでもない景色だった。

見過ごしてしまうような景色だった。

 

 

だけど私にとっては

今までの登山の疲れを

一気に吹き飛ばしてくれるような景色だった。

 

 

でもそれを見せてくれたのは

私だけの力ではなかった。

 

 

もちろんたくさんの人の助けがあった。

 

 

でもこの山を登ったのは

ケーブルカーでも

ロープウェーでもなく

紛れもなく私の足だった。

 

 

真っ暗なトンネルの中で

ときに絶望に押しつぶされながら

ときにため息交じりに

ときに苦笑しながら

歩き続けた私の足だった。

 

 

そう、

絶望に押しつぶされていた私

やれやれと思っていた私

笑ってしまうくらいあっけらかんとしていた私

そのどの私が足を止めても

この景色は見れなかった。

 

 

過去の私皆の力があって

はじめて見ることができた景色だった。

 

 

だから。

 

 

この先またトンネルに入ったとしても。

 

 

みんなで力を合わせたあの経験が

 

 

私に根拠のない自信を

いや、根拠のある自信を

きっと与えてくれるだろう。