28日目 | タヌタヌのネタ帳

28日目

ちゃかちゃんりんちゃんりん

皆様、金玉亭タヌ助でございます。

えー、本日もつまらない話をおもしろおかしく話す
時間がまいりました。
お時間が許しましたなら、最後までお付きあい下さいませ。

さて禁演落語でございますが戦中から終戦までのあいだ
禁止されておりました53種と
戦後、GHQに言われて自粛した24種がありますが
53種の方は主にエロで不謹慎。
24種の方はグロで好ましくないものや仇討ち話が選ばれてましたが
どちらにも入ったものが三題ありましてその中に後生鰻てのがあります。

『後生鰻』
信心に凝った大家のご隠居さん。殺生が大嫌いで、蚊が刺されたとしても、つぶさずに必死に痒いのを我慢しているほどです。ある日、浅草の観音様へお参りに行きまして、その帰りかげ、吾妻橋のたもとまで来ると、鰻屋が目に入りました。親方が鰻をまな板の上にのせ、錐で刺そうとしています。
「これこれ親方、その鰻はどうするのだ?」
「これから裂いて焼こうというところでございます」
「待ちなさい、裂くなんてとんでもないことだ。お願いだから売っておくれ」
ご隠居はこの鰻を買いうけて、決して人に捕まるようなところへ来るんじゃないよと諭してから、前の川にドボンと放してやります。
「ああ、いい後生をしたもんだ」
その後毎日同じことの繰り返し……。ある日、鰻を仕入れられなかった鰻屋がお店を休んでいたことがありました。そこにやって来たのが例のご隠居さん。
「おい、おっかあ、来たよ。後生鰻のご隠居だ」
「と言ったって、今日は鰻はないじゃないか?」
「生き物ならなんでもいいんだ。なにしろ銭が着物を着て、歩いているようなもんだから。さっきまでいた猫はどうした?」
「さっき、出ていったよ」
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「使えない猫だねえ。おい、それじゃあ、赤ん坊をこっちへ」
奥さんが止めるのも聞かずに、親方は赤ん坊を裸にしてまな板の上に乗っけました。驚いたのはご隠居さん。
「どうするつもりだ、その赤ん坊?」
「へえ、蒲焼にするんで」
「なんてことするんだ。仕方ない。有り金残らずはたくぞ」
ご隠居、銭と引っ替えに赤ん坊を引き取ります。
「いいかい。もう決してあのような恐ろしい家に生まれてくるんじゃないよ」と言いながら、前の川にドボーン。
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てな話なわけですが
やはり赤ん坊虐待はいまのご時世にもマッチしないので
ちょいとオチを替えてみました。
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「使えない猫だねえ。おい、それじゃあ、おまえこっちへ」
嫁さんがいやがるのも聞かずに、親方は嫁さんを裸にしてまな板の上に乗っけました。驚いたのはご隠居さん。
「どうするつもりだ、その嫁さん?」
「へえ、蒲焼にするんで」
「なんてことするんだ。仕方ない。有り金残らずはたくぞ」
ご隠居、銭と引っ替えに嫁さんを引き取ります。
「いいかい。もう決してあのような恐ろしい家に捕まるんじゃないよ」と言いながら、
家に持ち帰り、蒲焼きにせずに生のアワビをおいしく頂きましたとさ。
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「どうでい、ポン吉。」
「うーん、なんか、ブラックなネタが師匠好みの
エロネタに変わっただけの様な気もするんですが。」

とゆうところで
お時間もよろしいようですので
続きは、又の機会にという事で。

ちゃかちゃんりんちゃんりんちゃんりん