ではでは。
近況をば。
 
人形の話は、一切出てこないので、興味のない方はスルーでお願いします。
でも、オタフクやったこと無い人は、読んだら、ちょっとはお役に立てるかもしれません。
 
 
● 耳下腺炎の始まり
 
いやはや、実は、LC東京の前日、ファミリーイベントでしたが。
参加して帰宅したら、息子がオタフクと言われて、学校から帰って来てました。
あ、土曜日登校日だったんですよ。

確かに、左頬が腫れてるし、熱っぽい。
とはいえ、こんな時間に病院やってないし。
熱が高熱になるようであれば、休日診療というのも考えたのですが、そこまででもないし。

翌日のLC東京、行けないかも・・・・と思ってたのですが。
午前中、夫が予定していた用事がキャンセルになって、在宅可能となりました。
なので、お言葉に甘えて、朝一からLC東京へ行かせて貰いました。
あまりに具合悪すぎるなら、やめるつもりだったのですが、熱っぽさも軽く、そんなに痛がらないし。
「この分だと、月曜日に病院に行くので大丈夫そうだ」ということで、行かせて貰いました。
でも、滞在時間は一時間半。速攻で退散です(涙)
仕方ない、遠いしな。
それでも、約束した帰宅時間をちょっとオーバーしてしまってました。

思いの外、息子は元気。
月曜日に病院行ったものの、腫れも引き始めていて、症状が軽いので医師が判断にかなり悩んでました。
「学校側は、医師の許可がないと登校を認めてくれないんです」と言うと「じゃ、行かせられないな~」とのことで、5日間の登校停止となりました。
カウントは土曜スタートで、水曜いっぱいは、休まないとならない。

でもね、どんどん元気になるんですよ(汗)
休ませてるのが勿体ないくらい・・・・。


● そもそも「おたふく」って?

お子さんお持ちで、おたふくやった人は、ご存知かと思いますが。

おたふくは、ウイルスが原因で起こります。インフルエンザと同じですね。
インフルエンザは、特効薬が開発されたので、専用の薬を処方されますが、おたふくは、薬が無いんです。

とにかく安静にして、身体がウイルスに勝ち、腫れが収まるのを待つしかない。
せいぜい、痛み止めくらいしか、医師も出せる薬がないんです。

で、おたふく、と我々が呼んでいるこの症状。
正しくは「流行性耳下腺炎」と言いまして。

実は、よく似た症状の「おたふく」ではない「反復性耳下腺炎」というのも、存在するんです。

私、自分は子供の頃に、おたふくやってるんですが、そんな名前、初めて聞きました。
医師が診断を迷ったのは、そこなんです。
おたふくだったら、ゆっくり腫れていくので、こんな2~3日で腫れが引くことはない。
「おたふくではなく、反復性耳下腺炎なのではないか」と。

でも、結局のところ、現在の症状では決められない。
「血液検査で判断するしかない」ということでして。
とりあえず、症状が引いて、登校停止5日目の最終日に、小児科を再来院。
登校の許可証を書いて貰い、血液検査をして貰いました。

症状治まったところで、血液検査して、おたふくの抗体があるかどうかの数値を見ます。
これが、低いのは当たり前。治ったばっかは、まだ抗体の数が少ないそうです。

そして、もう一週間後に、再度血液検査をする。
そこで抗体の数値が上がっていれば、オタフクに掛かっていた、ということになるそうです。
そして、抗体があれば、もう掛かることはありません。

問題は、ここでも数値が低かった場合。
おたふくではなかったことになります。
「そしたら、すぐにでも予防接種をしましょう」と。

その医師が言うには、息子は「おたふくになるには、もう遅すぎる」ということでして。
 
幼稚園くらいまでだったら、なってもイイのだが。
もう11才。
オタフクになったら、高熱が続くし、耳下腺が異常に腫れます。

1/1000の確率で、軽い難聴や、不妊の障害が残る、と。
 
自分達の周りを見たら、1/1000って少ないって思うでしょうけど、医師からすれば日本全国に子供は何百万といます。だから、確率としては高いのだ、と言われました。
 
そして、オタフクになった過去があっても、軽度の難聴の場合、生活には支障がないから、気づかないまま大人になってしまう。
就職の時などの健康診査などで引っかかって、初めて気づき、希望の職種に着けないなどという問題が、近年増えてるそうなんです。

不妊の問題も、男子だけでなく、女子がオタフクに掛かっても同じ、とのこと。

「だから、オタフクには、ならないに越したことはないんです」と真顔の医師。
そんなこと言われたってな~、という感じですよね(汗)
 
 
● 「おたふく」を避ける手段

当然、予防接種があるわけですが。
 
実は、ウチの息子、幼稚園前に水疱瘡になりまして。
その時、事前に予防接種してあったから、軽く済んだんです。
なので、「これは、オタフクも打っておいた方がいいな」と、打ったはずなのですが。
 
なんと・・・・母子手帳にその記録が残ってない(汗)
なんで~~!?病院、書いてくれなかったわけ~!?
という最悪の事態です。

その話になると、医師が。
「現在、おたふくウイルスに触れる機会が減っているので、予防接種をしたとしても、3~4年で抗体は消えてしまうんです。体が抗体を作るのは、ウイルスに触れる機会があればこそ、必要な抗体だ、と残しておきます。しかし、触れる機会が減れば『このウイルスに出会う危険は無いな』と判断してしまって、せっかく作った抗体を捨ててしまうんです」

ということは、息子は予防接種したとはいえ、それももう5年以上前のことなので。
どちらにしても、抗体はないだろう、ってことになります。

はい。つまり。
おたふくやったこと無い人は、4年おきくらいに、おたふく予防接種を受け続けなくてはならない、ということです。
医師が言うには「子作りの必要性が無くなる年齢まで」とのこと。

なんという長期戦・・・・・(´д`lll)


● 大人になって「おたふく」になると・・・・

思い出しました。
横浜に住んでいた時、ご近所の旦那さんがオタフクに掛かったんです。
子供の時に、オタフクやらなかったんですね。

40度くらいの熱が何日も続いて。
とはいえ、薬はないし、耐えるしかない、という、それはそれは地獄の日々を過ごされてました。
毎日、奥さんに会っては「旦那さん、どお?」「まだ、熱下がらない」という、やり取りが続きました。
4日以上、高熱が続いていたと思います。
元看護士の奥さんは「ま、ウチは、もう3人も子供いるから、イイんだけどね」とケロッとしてましたが、なんせ、御主人は苦しまれてました・・・・・(汗)

うぬ~~~、侮れぬな、おたふく・・・・・。
 
 
● で、ウチの息子は?
 
とにかく元気にはなったので、登校もするし、いつもの生活に戻って、一週間後に再度、血液検査をしました。
で、その結果の出る、2月3日の朝に電話して、抗体が無ければ、即、予防接種をお願いする、という段取りになっていたんです・・・・。

そしたらば。

その2月3日の朝。
起きて来た息子が・・・・・「ママ、頬が痛いよぉ~(涙)」と言いだしたんです。

はぁ~~~!?(汗)

見るからに、この間の腫れよりも酷く、両頬が腫れている!!(汗)
そして、やたらと痛がる・・・・。
熱を測れば38.6まで上がってる。
慌てて、予約を取って、学校へは休む旨を伝えて、小児科へ。

医師もビックリです・・・・。
検査結果は、抗体の数値は上がっておらず、つまりは前回のはオタフクではなかった、ということに。
「予防接種しようと思ってたのにねぇ・・・・」と困惑顔の医師(汗)

でも、触ったら、確かにオタフクっぽい腫れ。
膵臓も痛くなるそうで、お腹を押せば、痛がる。

「本格的にオタフクになったのか、もしくは一気に熱が上がってるから、インフルエンザに掛かってて、身体が弱ったから反復性耳下腺炎が再発したのか・・・・」

で、私としては、データでしか検証しようがないのだから、やはり、ここはしっかり検査を受けた方が良いだろうと考えました。

インフルエンザって、熱出てすぐに検査しても、反映されないんですよね。
なので、夕方、もう一度、検査を受けに来てくれ、とのこと(汗)
熱で苦しい息子には、なんともツライ宣告でしたが、仕方ない。
痛み止めを出して貰って、一旦帰宅。

オタフクなら、私も夫も掛かりませんが、インフルエンザとなったら話は別です。
息子を隔離せねば(汗)

今回、夫はインフルエンザの予防接種をしてないんです。
「オレは、かからないから」
それ、どこに根拠があるの!?と呆れてしまうのですがね(汗)

で、慌てて、高性能マスク買って装着、加湿ガンガンにして、息子にはアイスノンをリンパ腺に当てて、どうにか夕方まで我慢させ、再び小児科へ。

で、インフルエンザの検査の結果・・・・・陰性でした(汗)
 
医師も私も息子も、「じゃ、コレは何!?」というモヤモヤ感・・・・・。
ひとまず、オタフクであると考えて、痛み止めを貰い、ひたすら家で横になって、起き上がらせず、養生させて下さいとのこと。

インフルエンザの脅威が去ったのは良かったのですが。
さて、それにしても痛がる、この症状、どうしてあげたら良いものか(汗)
 
 
● 「おたふく」の痛みを鎮める方法
 
痛み止め飲んでも、痛い。

西洋医学では、治す薬はない。
うん、西洋医学は万能ではないのですよ、ホントに。

我が家にある、栄養補助食品を、総動員してみたものの、痛みは取れず・・・・。

う~む。こんな時に、私がいつも頼るのが、この本。
 
 
この東城先生の本、これまでも、とても助けて貰ってるんです。

この本によると、おたふくの症状の腫れが痛い時は、大根おろしを布巾で絞った汁を浸したガーゼを当てると痛みが去る、とありました。

義父が作った大根を貰ったばかりでした。
それをまるまる一本、大根おろしにして、絞り汁を作り、ガーゼに沁みこませて、それを当ててあげたら、息子は「気持ちいい~~」と。
 
ガーゼの上から氷嚢を当て、タオルで固定。
そして、しばらくしたら「痛みがラクになってきた~」と笑顔に。

マジか!!!!すげ~な、大根汁!!!

あとは、この本にある、よくやるのがコンニャク湿布。
これは、内臓の疲れを取る処置でして。
夫が疲れた時など、ちょいちょいやってあげると、身体が軽くなる、という。
なので、コンニャクも買いに走って、処置。

大根汁が渇くと痛がるので、ちょいちょいガーゼを取り換え。
腫れてるし、熱もありますが、痛みが軽くなるというのは、とても助かりました。

あとは、とにかく体を動かさせず、横にしておく・・・・。


● ちょこっと電王の話

読み聞かせとか、頑張ってみたんですが、私が疲れ切ってしまって、付き合い切れず、気づけば横で私が寝てしまっている、という(汗)

仕方ないので、DTVを契約して、スマホをテレビにつないで「仮面ライダー電王」を見せることに。
これがリアルタイムでやっていたのは、10年前。
息子の記憶には残ってなかったもので。
流してあげたら、話が面白いらしく、大人しく布団で横になってくれてました。

当時、私と夫が二人でハマって、ずっと見てた電王。
DVDも思わず買ってしまったり。
あります、こんなの。
 
声優さん(関俊彦、遊佐浩二、てらそままさき、鈴村健一、大塚芳忠、三木眞一郎)から、スーツアクターさんから、みんな顔を出して、いろいろやってくれる、盛り沢山の豪華な内容でした。
当時は、あまり、その価値が分かってなかったのですが、今見直してみると、とても贅沢な顔ぶれです・・・・・(笑)
 
更に、てれびくんの応募者全員サービスのDVD。
これ、動画UPされちゃってるんですね、今となっては(汗)
 

更に、音楽集に特典DVDが付くというので、こんなのも買っちゃってました。
 
 
これら、処分しようか迷っても、どうしても捨てられなくて、残していたのが、ここに来て大活躍(笑)

スッカリ、息子は電王のキャラがお気に入りに。
ま、あのノリは、好きそうだと思ってたので、予想通りでした。
 
共通の話題が増えて、嬉しいよ・・・・。←え

電王、好きだった人、どうぞ話し相手になって下さい。
我が家には、当時のガチャガチャのフィギュアとか、まだあります・・・・(汗)
↑捨てなさい

閑話休題、終了。


● 反復性耳下腺炎の体験談

さて、話しは戻って。
 
息子の熱は、38度台は、二日目には下がり、37度台になって、四日目には、ほぼ平熱になりました。
でも、顎は痛い。腫れもヒドイ。
 
こんな息子の病気騒動の状況を、ママ友にメールしたら。
電話が掛かって来ました。

「私も持ってるのよ、反復性耳下腺炎!!」

・・・・・人生で、初めて出会いました、そんな人(汗)

彼女は、高校生の時に感染し、それ以来、疲れが溜まり過ぎると、頬が腫れてくるそうです。
薬が無いので、とにかく一週間、横になって腫れが引くのを、耐えて待つ・・・・。
結婚して、ウチの近所に越してくるまで続いていたというのです。

え、それって・・・・10数年、続いてたってことだよね?!

もし、オタフクじゃなくて、反復性耳下腺炎だったら、そんなに長い付き合いになるの!?
 
医師は「反復性耳下腺炎だった場合、5回くらいこんな風に腫れるのを繰り返します。でも、こんな状態になるのは困る、と身体が判断して抗体を作るようになるので、いずれ克服します」と言ってたのですが。
 
5回どころじゃねぇ~じゃん!!(汗)

ガーーーーン!!です・・・・(汗)
 
予防接種の長期継続に、疲れ溜まると腫れてくる。
なんという面倒な!!
 
 
● で、息子の状況は?

現時点、丸々一週間、学校を休んでいますが、まだ腫れは引きません。
痛みは去ったので、普通の食事がやっと出来るようになりましたが、それまではずっと流動食でした。
本当に痛くて、口を開けられないんですよ。
ゼリーやお粥すら、食べられませんでした。
なので、消化の良い野菜を煮ては、ハンドミキサーでドロドロに。
熱過ぎても、刺激になるので、冷まして。
スープ状にして流し込めるように。
料理苦手のたぬぽんには、これが一番大変でした~(汗)

さて、クラスで、唯一、おたふくになった男子がいまして、その子は二週間、学校に来れなかったそうです。
たぶん、その子から貰ったんだと思うのですが。

まだ、現時点では、オタフクなのか、反復性耳下腺炎なのか、分からないのですがね(汗)


● 結論

いずれにしても、わざわざこの顛末を、長々と詳しく書いたのはですね。

耳下腺炎も、おたふくも、怖いよ。
 
ということを、お知らせした方がいいのかな?と思ったからです。
でも、予防することは可能なんです。

やってない人は、予防接種をぜひ受けて下さいね。
 
自分がやったか分からない人は、血液検査を受ければ、抗体の有る無しが、すぐ分かります。

「確か予防接種受けたけど、いつだっけ?」と、分からない場合も、同様です。

友人で、中学生でオタフクやった女性がいますが、不妊で悩みました。
それが原因なのか、分かりませんがね。検証してないし。
苦労の末、どうにか一子を授かれて良かったな~と思ってます。
 
いやはや、おたふくが、こんなに怖いものだとは知りませんでした。
男女関係なし、です。

ウチは、ひとまず、顎の腫れが、骨のように硬く二つ腫れたままです。
この腫れが引いたら、小児科行って、登校許可貰いつつ、再度、血液検査です。
 
その結果次第では、予防接種しながらオタフクから逃げ続ける人生になるのか、決まります~(汗)
 
今後どうなるか分かりませんが、皆様も、どうぞ健康管理にお気を付けくださいませ~。
 
まだしばらく、看病生活続くので・・・・.。
バレンタイン写真は、やはり季節外れになりそうですね(ノω・、)
 
というか、時を同じくして、85才の義母が心不全で入院してしまいまして。
そっちも心配・・・・・(汗)
 
人生いろいろありますが、何せ健康第一ですね~。
 

ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符

 

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