夜中2時半に、病院からの電話で起こされた。昨日のサチュレーションが安定しなくなったのが、さらに悪化して、ナースが夜中にドクターコールしてくれたらしい。連日の疲れで泥のように眠っていたところ、たたき起こされたので、え?え?って感じで電話に出たら、まさかの延命治療とかの確認。年齢が年齢なので、まだ積極的な治療は続けているけど、限界を迎えた場合、緩和ケアに切り替えます、という電話だった。
その頃には、寒さでようやく頭もはっきりし始め、「どういう事ですか?EDで病棟に行ったら、心臓、肺、老人医がチームになって診れるから、って言われたのに、この1週間、心臓医しか会っていなくて、肺のReviewはどうなってるんですか?母はCOPDでその悪化が今回の入院だと思うのですが、全く肺のドクターにReviewされてないってどういう事ですか?」と夜中にも関わらず、激怒。当直の先生の責任ではないのは分かっているのだけど、母が明らかに入院してから悪化し、今、緩和ケアの話までされるようになっている事実に、どうにも腹が立ってしまって。
朝イチで病院に駆けつけると、ナイトドクターが手配してくれたらしく、週末だけど朝からドクターが来てくれて、ハイフローの治療に切り替えられた。病室もまた個室に。一足遅れて、息子を送り出した後、夫がまずは娘と来てくれた。ちょうど、その時にドクターがきて、「ここ数日が峠で、どちらに転んでもおかしくない」と話された。ずっと我慢してたけど、夜中の電話で眠れなくなった後、ずっと不安だったから、我慢していた涙が止まらなくなった。家族が一緒にきてくれて良かった…。
息子も朝の用事が終わって帰ってきた後、夫と来てくれた。母は息子を見ると、一番嬉しそう。ちょっとボロボロだった私の心も、少しずつ復活。息子の笑顔は最強です。
夕飯のため、夫と息子は帰宅。その後、忙しくてビデオ電話もしてこない薄情な兄に、今日は5分でいいから電話してきて!と頼み、連絡してもらった。もし万が一、緩和ケアに切り替えたら、意識が朦朧としてしまうので、ちゃんと意識があって、話せるのは今日が最後になるかもしれないから…。
3年前、本当に死にかけて大変だった時と比べたら、全然大丈夫だと思っていたのに、91歳と94歳の違いはかなり大きい。何より病院側が治療を積極的にしないので、こちらが諦めたら最後っていうのが、本当に痛感した。言うべきことは言った、やれることはやってもらえるようになった、あとは母の寿命次第…。


