"売れ残り"の土地を購入することに決めた私たち。
最終的には大満足となったのですが、その理由にはお金のことももちろんありました。
(こちらの記事は前回からの続きになります。)
あらためまして、
わが土地の大黒柱、電柱くんです。
前回書いたとおり、この電柱の存在感がありすぎるせいか、
こちらの土地はまったく売れる気配がなかったようなんです
実は、私たちもSUUMO等で掲載されていたこの土地の写真をはじめて見たときは、
"即スルー"してしまい、まったく候補には入っていませんでした
たまたま、良さそうな別の土地を見るために近くまで来たとき、
「せっかくだし、あの電柱拝んで帰るか笑」
なんて気持ちでふらっと現場に訪れてみることにしたんです。
そのはずだったのですが...
人間の目って不思議なもので
実際の空間を目でみてみると、写真でみていた印象と結構変わるんですよね。
「...あれ?ここって土地としてはかなりよくない...?」
思わぬ出会いに、電柱くんそっちのけで夫婦二人はしゃいでました。笑
そういうことで、前向きに購入を考えることになりました!
早速、不動産屋さんから売主へコンタクトしてもらうことに。
しかし、そしたら想定外のまさかの反応が...
「どうやらあの土地、当面売れそうにないため、建売に変更して販売する予定らしいんです」
「すでに間取りなど詳細な設計も決まっていて、地盤調査が近々行われるようです」
「どうしますか?」と不動産屋さん。
急展開についていけない私たち。
「それでは売主の方は、土地での販売はもう考えてないのでしょうか...?」
せっかく気に入った土地に出会えただけに、不安が募ります。
「いえ」
「これはチャンスかもしれません」と不動産屋さん。
「コロナ禍で先行きが見えないこともあり、売主としては土地の段階で買ってくれる人がいるなら、ぜひ売りたいようです」
ひとまずホッと一安心。
「実のところ予算的に少しオーバーなので、もう少し安く買えると良いのですが・・・」
とおそるおそる伝えると
「かしこまりました!!」と
活きの良い返事を頂き、連絡を待つことになりました。
1つ忘れてはいけないのが、不動産屋さんは私たち側の味方ということ
私たちが購入に踏み切れるような物件・条件を掴んできてようやく契約(不動産屋さんにとっての収益)に至るので、私たちが意欲を示すと不動産屋さんも頑張ってくれます
申し訳ないことに、土地の価格の話となるとはじめは不動産屋さんに敵対心のようなものがありありでした。笑
そして、不動産屋さんの頑張りの結果がこちら。
① 大幅値引き
② 地盤調査費用 売主負担
③ 電柱移設費用 売主負担
さらに電柱移設が万一できなかったら、
白紙解除の特約も契約に盛り込んでもらいました!
地盤調査や電柱移設は、建売に向けて検討を進めていたこともあってか、
そのままサービスしてもらえることになりました
値引きだけで相当安くなっていた訳ですが、これはラッキーでした
(以下の件に続き、不動産屋さんには本当感謝です)
売れ残りの土地を何とかここで売り切っておきたい
そんな売主の心境?からだったのかなと察してます。
・・・はい!というわけで
写真だけ見たときは、私自身も"即スルー"だった今回の土地。
"これはないな"と感じた土地の中にも、現場にいくと案外印象が変わることもあるよ
ということはぜひお伝えしたいです
そんな土地に出会えたら、ぜひ不動産屋さんを味方につけて、
少し強気で交渉してみると、私たちのように良いことがあるかもしれません。
以上、残り物には福があった話でした
お読みいただきありがとうございました。
少しでも参考になればうれしいです。
ちなみに電柱移設ってそのままよいしょと動かすのかと思ったのですが、わが家の場合は新しい電柱に変わりました。つるぴかの電柱くんです。
またどこかでお披露目できればと思います。笑