こんばんは。tanumiです
安くないお金を払うなら、出来る限りコスパを高めたいですよね。
間取りから設備、インテリアまでもう何から何までそんな思いで考えてました。
そんな私たちは設計を一級建築士事務所の方に外注したのですが、
階段の形の考え方について"超納得"したことがあったのでご紹介します。
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まずはこちらがわが家の階段の形です。
ちらり
よくある廻り階段ですね。
2階リビングなので、段数を少なめにしたり
蹴上(けあげ:一段あたりの高さ)を低めに抑えたりしていますが、
今回のポイントはこちらの廻り部分。
[45°]×4段での廻りが比較的多いかと思いますが、
わが家は[30°]×3段 + [90°](踊り場)です。
「これには2つ理由があるんですよ」と設計士さんに教わりました。
①踊り場があることで、転落時のストッパーになる
こちらはお察しの方も多いと思いますが、
【踊り場があることで、転落時のストッパーになるから安心】という話ですね。
これはよく言われる話だと思いますが、個人的には正直う~んという感じでした
転落時の一番のリスクは、下まで落ちないことよりも最初の打ちどころ次第だと思うので、
ストッパーがあるからといって安心か?と言われるとどうなのよ、と。
転落はどんな階段の形にしようとも起こり得ることなので、
どちらかと言えば、捕まりやすいところに手すりを作っておくことが何より大事だと思ってます。
②階段下の空間を広く使える(天井が高くなる)
こちらが"超納得"した理由なのですが、
わが家は廻ったあとの階段下にシューズクロークがあります。
つまり、シューズクローク右側の方は、
廻り階段の影響を受けて天井の一部が少し低くなる場所が出てきます。
そこで、【階段下を出来る限り広く(天井を高く)するためには、とにかく早めに段数を上げること!!】
わが家は、[30°]×3段を登り始める側に配置して早めに段数を上げることで、
階段下のシューズクロークの天井の高さを上げることができました([45°]×4段よりも1段分天井が高くなります)。
階段の廻り部分の形を考える際、階段以外の空間を考えるなんて正直盲点でした。
あらゆることが間取りと密接に関係していることが改めて分かりますね。
以上、設計のプロから言われて"超納得"したお話です
少しでも参考になればうれしいです。