娘と犬ちゃんを散歩中の出来事です。

 

「あの山にもクマがいるかも驚き驚きこわい驚き」と、娘がクマの心配をしていたので「えー真顔聞いたことないなあ真顔真顔」と答えた瞬間。

 

 

ザクザクザクっというような?ガシガシガシっというような?

 

とにかく獣が走り迫る音ピリピリピリピリピリピリピリピリ

 

え?クマ??いやいや、たぬきかな???

 

と、思って慌てて振り向くと薄暗い中で突進してくる何かが見えるピリピリピリピリ

 

 

「ママー驚き驚き驚き驚きびっくりマークびっくりマークびっくりマークびっくりマークびっくりマークびっくりマーク」という娘の叫び声ともうほぼ同時で犬がどーんと私に体当たりしてきた。よろよろっとしたところで、もう一度どーん。怖すぎるびっくりマークびっくりマークびっくりマーク

 

 

とても可哀相なことですが、とっさにリードをぐびっと持ち上げる形で犬ちゃんを抱っこ。結構大きい犬だったので、抱っこした犬ちゃんの足にぴょんぴょんジャンプしてくる。ぶるぶるに震えた犬ちゃん、必死の形相で私の肩の上によじ登ろうとする泣き笑い

 

なかなかよじ登れない犬ちゃん、私がバンザイの形で手を挙げたのに驚異のジャンプ力を見せる脱走犬、犬ちゃんの足にちょんちょんしてくる泣き笑い泣き笑い

 

 

怖いー泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い

 

 

この辺りで冷静さを取り戻した私、この脱走犬ちゃんが攻撃しようとしているわけではなくって遊びたがっている感じであることに気が付く。しかしめちゃ怖い。噛むかもしれないし泣き笑い

 

 

幸い脱走犬は犬ちゃんに夢中らしく、娘のことは見向きもしていないので、「大丈夫よキメてる動かなきゃ平気キメてるキメてる」と、大人の余裕を見せつけていると脱走犬、私の周りをくるくる回る回る。うーって言ってるし泣き笑い泣き笑い

 

 

「狙いは犬ちゃんだ驚き驚きびっくりマークびっくりマーク

 

「食べられちゃうから驚き驚き驚きびっくりマーク

 

「ママむかつきむかつきもっと犬ちゃんを高くしないと驚きびっくりマークびっくりマーク

 

とか言ってたら脱走犬、娘へ向かう。

 

「……無気力無気力

 

「動かないであんぐりそれに喋らないでそのままあんぐりびっくりマークびっくりマーク

 

とか言ってたら再び、私に向かって華麗なるジャンピング。犬ちゃんってマルチーズ界では大きいんだけれど、犬としては小さいから。犬が立った時に私のへそより高い位置に足がある。それだけでもう、恐怖泣き笑い泣き笑い泣き笑い

 

 

「遊んで欲しいだけだからキメてる大丈夫キメてるキメてる

 

と、半ばパニックな娘と自分自身に言い聞かせていると、飼い主らしい人が遠くで怒鳴っている声が聞こえてきたピリピリピリピリ

 

 

遠くで飼い主が呼んでいるのに気が付いた脱走犬、走って飼い主の元へ。

 

 

私たちほっとしたのもつかの間。

 

脱走犬、引き返したように見せかけて走って戻ってきて私に飛びつく(笑)

 

 

もう噛まない子っぽいというのが分かってきて、怖いながらも緊張がほどけてきたのですが私たちが動いたらついてきてしまう興奮度合いだったので、捕まえるのをただ待つ。飼い主さん地面に座り込んで無事脱走犬を保護。

 

飼い主さん曰く「賢い犬だからドアを自分で開けてしまう」そうで、「噛んでないよね?良かったー」と言って去っていきました。

 

 

いや、噛まれてはないけれどめっちゃ怖かったわひらめき

 

 

遠くに去っていくのを見送り、犬ちゃんを地面に下ろす。ずっと震えていたわりに地面に下ろすといつも通りみたいでまずは一安心。娘と怖かったねーなんて言いながら歩いてたら、脱走犬現るびっくりマークびっくりマークしかもさきほどとは違い、無音。

 

犬ちゃん、恐怖のあまり片足あげたまま固まる。

 

すると脱走犬を怒鳴る飼い主の声。

 

自分で帰っていきましたとさ。

 

 

怖かったー悲しい悲しい悲しい悲しい悲しい

 

 

犬ちゃんを飼っているからこそ、犬が遊んで欲しくて興奮しているだけで攻撃したいわけじゃなさそうびっくりマークってのが分かって(偶然当たって)、走ったりしなかったけれど。私が犬好きじゃなかったらダッシュで逃げたりして噛まれていたかも悲しい

 

 

犬ちゃんも怖い思いをしたから散歩嫌がったり食事量減るかな?と思ったけれど、元気いっぱいでぐんぐん歩いてもりもり食べて生活していますキメてる!!!!

 

 

あー思い出しても怖い体験だった悲しい

 

 

脱走は人を傷つける可能性もあるし、交通事故に遭ったり交通事故を引き起こしてしまう可能性もあるのだから、十分に気を付けなくてはなあと思います。冗談じゃなく本当に怖かったです不安