小学2年生の娘の読書記録です。夜寝る前に読書タイムを楽しんでいます。
最近は絵本を1ページずつ交換で音読するという読み方を楽しんでいます。熱演している親子です(笑)
以下、読書記録として本のネタバレが含まれることがありますのでご注意ください。
1.作って発見!西洋の美術
有名どころの絵画が数多く紹介されています。作品が作られた時代背景、作者の簡単なプロフィール、さらに見どころが簡潔に紹介されているので、観賞しやすい絵本です。一般的な絵画紹介の本と違うのは、その次のページで絵画と同じような作品を工夫して作ってみようというページになっているところです。
例えばアランドロンなら、身近なものから怪物を生み出したということで【家の中にあるものを使って生き物を生み出す】などです。工作で用意しなければならないものは比較的多いですが、絵画の特徴を捉えて身近なものでアレンジする様は面白いです。
工作の難易度としては幼稚園年長さんくらいから小学校中学年向けのものになっていると思います。
2.へそまがりねこマックス
主人公の男の子はずっと猫との暮らしを夢見ていました。そして念願かなってやっと保護猫のマックスを迎え入れるのですが、マックスは男の子が夢見ていたような猫ではありません。それもそのはず、マックスは人形ではないのでマックスなりの性格というものがあるのです。
そんなマックスに対してがっかりする男の子ですが、やがてマックスと信頼関係を築いていく中でマックスのマックスらしさこそが【夢見ていた猫との暮らし】であることを知るというお話です。
3.ねこはするばん
この本は絵本サイトなどでは必ずと言っていいほど紹介されていますし、一時期は本屋さんでも頻繁に目立つ位置に飾ってあったりしていたので表紙は見たことがあったのですが、多くの人がこの絵本を多くの人に紹介したいという気持ちが十二分に伝わりました。
とにもかくにも猫が可愛い。ただそれだけの絵本です。1ページに1文という短い文章と、留守番中の猫の様子が描かれています。ページをめくるたびに、可愛いの嵐です。
4.シロクマをさがしに
シロクマって絵本で見かける率が高いですよね。いつも探されているイメージです。
この絵本は【シロクマを探しに行く】ことにした1匹の犬とおじいちゃんのお話なので、実はあまりシロクマは登場しません。真剣だけどおっちょこちょいなおじいちゃんと、人間の言葉を話すことができる自信家の犬。二人の掛け合いが面白い一冊です。
シロクマを探しに行く絵本の中では、今のところ私は1番好きです。
5.ポルカとオルタンスのだいぼうけん
ねずみのポルカとオルタンスの大冒険のお話です。シリーズ絵本ではありますが、どの作品から読んでも楽しめるようになっています。もちろん順番通りが1番ではあると思いますが!
やはり大冒険は良いですね。ねずみのポルカとオルタンスは【まだ地図に記されていない場所】へと向かうことにします。誰も行ったことがない場所がどんなところなのか見て見たいと思ったからです。
冒険もののお約束通り、二人には困難が待っているわけですが、それをどう乗り越えるのでしょうか。
6.りすのエドモン
【ポルカとオルタンスのぼうけん】にも登場するりすのエドモンが主人公のお話です。りすのエドモンは家の中でポンポン飾りを作っている時間がこの世界で1番の幸せと感じています。そんなエドモンは日々ポンポン飾りを作って楽しく暮らしていますが、外の世界にもちょっぴり興味を持ち始めます。
安定した生活だと冒険したくなり、冒険の途中では家の中の布団でぬくぬく寝る幸せを思い出し……、さえエドモンは家から出るのでしょうか。それとも家から出ないのでしょうか。エドモンがポンポン飾りを一生懸命作る姿がとっても可愛いです。
7.はじめてのともだち
ジャータカものがたりは以前にも【あわてんぼううさぎ】を読んでいます。その時に娘が気に入っていたのでこの絵本も読むことにしました。お城で暮らすゾウと痩せこけた犬の二人の友情のお話です。
お城で暮らすゾウは人間から大切に扱われ、ご馳走を食べ安心して眠ることができるという何不自由ない暮らしをしています。そこに迷い込んできたのは1匹の痩せこけた犬です。
ゾウと犬、二人は全く持って生まれた境遇が違いますが、どのようにして友情が芽生えたのでしょうか。そしてこの境遇の違いにどんな差があるのでしょうか。という感じの内容になっています。ジャータカ物語は500以上あるので全てが絵本になっているわけではありませんが、このシリーズは全部読み進めていきたいなと思っています。






