下北沢DY CUBEで開催されたIoYou のライヴへ行ってきました。
今年からI.o.You→IoYouになったとのこと。

今回のライヴのテーマは"ありのまま"。
ピアノと歌、時折カホンというアコースティックなライヴ。

2023.9月リリース「さよならしよう」からスタート。「青春が悲しすぎて」「空を描こう」と続けて演奏。
今の想いが作品に重なり涙で歌えなくなった水晶さんをサポートするファンの声。
会場も涙。優しい空気が流れる会場
以前にもこんなことあったな…

津田さんのカホン演奏とミニカホンで客席にいるファンとのリズムセッション。
膝を叩いて楽しむ津田さんはパーカッショニストとしてもっとステージで見てみたい。

JAZZアレンジによる「Dear」。
何度か配信番組で披露されたことのあるJAZZアレンジ。

水晶さん弾き語りによる「水の影」「何もいらない」は長年シンガーソングライターとして活動してきた水晶さんの世界観をしっとりと会場を包み込みました。

calling〜300Years〜LOVE NO LIMITの宇宙3部作。(と呼んでいるわたし)
壮大な世界観もピアノと歌だけで聴いても心に響いてくる。

3月発売予定の新曲

「恋でもなく愛でもなく ただ光を」初演奏。

様々な感情が駆け巡るメロディーと歌詞は生きづらさを感じる今の時代の人たちにそっと寄り添ってくれる作品だと感じました。

じっくりヘッドフォンで歌詞を読みながら聴きたいのでリリースを待ちたいと思います。


アンコール最後は「あいまいなリズム」のサビをファンが歌う新しい試み。



2022年青山で開催されたリズムやキーボード音源が入ったライヴももちろん好きだけど、その日その瞬間に生まれる音がリアルに伝わってくるアコースティックライヴもIoYouらしいステージ。
何年も前に発表された作品に古さを感じないのはクラシック音楽や美術作品のように流行や商業的、売れやすい曲作りをしていないから。
心から産み出されるメロディー、言葉はあらたに作品に出会う人たちにこれからも届き、長く聴き続けられていく。


津田直士さんの芸術家としての生きかたはかつて音楽ディレクターとしてX(XJAPAN)のYOSHIKIさんを導いてきたメンバーと同じく才能に溢れ、水晶さんもまた、産まれる前から聴き続けてきた松任谷由実さんの音楽と触れてきた数々の芸術作品、幼い頃からの感受性豊かな人柄もまた津田直士さんと重なり、2人でしかできない作品をこれからも生み出し続けていくことと思います。
そんな2人をこの先も見つめ続けていきたい。