山陽新幹線
のぞみ より さくらの方が
はるかに指定席は
取りづらいのでして
一方、山陽新幹線は九州新幹線直通の「みずほ」「さくら」が8両編成と短いこと、長い16両編成の「のぞみ」の利用の大半は東京~新大阪間で新大阪~博多間はあまり混んでいないことから、「のぞみ」は空いています。もっとも「みずほ」「さくら」の普通車指定席は2人掛け&2人掛けですが。こだわりがなければ山陽新幹線内でも「のぞみ」を積極的に利用しましょう。
新大阪~岡山間で各駅に停車する「ひかり」(岡山~博多間はこだま相当)は多く抜かされるのに16両編成だから空いているというのはあります。が、ほぼ所要時間の変わらない「のぞみ」と「さくら」で比べると「のぞみ」の方が空いています。
しかも「のぞみ」は東海道新幹線直通の速達列車ですから新大阪~岡山間で乗っている人たちは岡山や福山、広島、新山口などでどんどん降りてしまいます。九州に入る小倉や博多では44.4万人しか残っておらず、新大阪~岡山間の4割程度、つまり半分も残っていません。つまりそれだけ「のぞみ」は西へ行けば行くほど空きます。
一方「みずほ」「さくら」は九州新幹線直通の速達列車ですから、福岡県南部や佐賀、熊本、鹿児島へ向かう人がこぞって乗ります。このため小倉まで来ても「さくら」は14.5万人と新大阪~岡山間の9割、つまりほとんどが残っています。
そう考えると山陽新幹線新大阪~博多間でも「さくら」や「ひかり」「こだま」より最速達の「のぞみ」が空いていると言えるでしょう。