ブログネタ：この夏エアコン消し忘れたことある？ 参加中私はない派
１９９５年５月
『叫ぶ詩人の会』のボーカルとして
一部でカルト的な人気を誇っていた
彼がラジオをやることになった。
その名も『ドリアン助川の正義のラジオ！ジャンベルジャン』だ。
前任者から引き継いだ番組名だった為
内心ドリアンは
「俺は正義なんて言葉は嫌いだ」と思っていた。
彼は大学卒業後
劇団主催者
雑誌ライター
バーテンダー
放送作家
などを経て９０年に『叫ぶ詩人の会』を結成。
朗読とパンクロックが融合したパフォーマンスは
一部の熱狂的支持を得た。
この番組は開始直後から
中高生の間で話題となり
ドリアンは「若者のカリスマ」と呼ばれ様々な
相談が寄せられた。
相談者
｢受験の失敗を思うと死にたくなります。｣
ドリアン助川の回答
｢…死のうと思えばいつでも死ねるの。<その間生きていく>というスタンスの中で、だらだら生きるってことも俺は大事だと思うよ。｣
また、ある時の相談では…
｢友人が一人もいないんです。｣
ドリアン助川の回答
｢ならば俺が友人になる。後で電話番号を教えるから。内容は何でもいいから手紙を書くなり電話をするなりしてほしい。｣