一昨日(平日)、有給休暇で東京国立近代美術館に行きました。

 

企画展「福沢一郎展 このどうしようもない世界を笑いとばせ」

「イメージコレクター・杉浦非水展」

工芸館では「デザインの(居)場所」が開催されています。

 

まずは福沢一郎展。

日本にシュルレアリスムを紹介した前衛美術のリーダー……??

 

マグリットやダリが好きなので、これは行かねばなるまい!

しかし、場所が皇居のすぐ近くである。

令和フィーバーがもう少し収まってからね。 と思ってたら、会期終了間近!

急いで休みを取って行きました。 が…。

 

客が少ない。

1つの展示室に2~3人しか居ないぞ。

平日だから?

外がカンカン照りだから?

福沢一郎という名前を知らないから…?

まあ観やすいんだし、良いか。 と思って観てみると、

 

何か期待してたのと違う。

 

展示の序盤は確かに不可思議な絵がある。

展示の看板に採用されている絵や、この牛も面白いなと思うんだが↓

 

中盤くらいからは、荒々しく力強いタッチで描かれた裸の人々の群れやら

エネルギッシュな作品が多い。

 

これはこれで良いんだと思うが、

マグリットやダリのような作品を期待して入っちゃったので、「うーん、私が観たかったのはコレじゃないんだが…」と思ってしまいました。

まあ、常設展でシュルレアリスムっぽい謎々な作品が観られたから良いか。

 

さて、次は杉浦非水展。

 

これは(・∀・)可愛い!

シンプルな線とハッキリした色で表現された「その生き物(人間)らしさ」。

楽しそうな様子が伝わってくる洗練されたデザイン…。

杉浦非水が集めた資料も多々展示されています。

 

ミュージアムショップで買った本。

 

 

この本の資料にも、杉浦非水の絵葉書が使われています。

 

(↑はミュージアムショップで一緒に買った絵葉書ですが、

本に掲載されている方には、二行目の「上野浅草間開通」という文字がありません。)

 

次は工芸館。

 

 

うむ。謎だ。

 

今回は、シンプルなデザインの工芸品・アクセサリー等がメイン展示されています。

同じパターンを規則的に貼りつけていくと、こんなにオシャレな器に!びっくりとか

複雑な造形よりも、真四角・円・規則的・単色…というデザインが好きな方にお勧め。

 

あ、この展示の「居場所」がどうとかいう話はですね、

ちょっと読んだけどよくわからなかった真顔

 

美術館の企画展は明日5月26日まで、

工芸館の展示は6月30日までです。