まずは、こちらをご覧ください。
これは何でしょうか。
少女でしょうか。アニメっぽい絵のように見えますね。
しかし、顔の部分が消えています。
まるで、ルネ・マグリットの絵画「人の子」や「世界大戦」のようです。
絵の顔が消えてしまっている理由は、「顔を出すことが出来ない人を描いた絵だから(顔を分からなくしている)」とか、「特定の人物を描いたものではないから(描かれているのは画家本人かもしれないし、絵を観ている自分自身なのかもしれない…)」など色々と想像できます。
この絵とマグリット作品との違いは、顔の隠し方です。
マグリット作品は顔の部分だけが丁寧に隠されていますが、上の絵は顔と上半身が不自然に切り取られたようになっています。
まるでゲームのバグ画像のようです。
ゲームのバグとは、プログラムの誤りのことです。
例えば野球などのゲームを作っていて、選手が走るところをゲーム映像化したとします。
ここでバグが発生すると、選手がグラウンドにズブズブ沈みながら走って行ったり、眼球やユニフォームなど本来体にくっついて一緒に移動するはずの物がスタート地点に取り残され、裸ののっぺらぼうだけが走っていくというような不気味なことになってしまいます。
現在の日本文化を語る上で欠かせないのが、アニメやゲームなどの娯楽ですね。
そう考えると、上の絵は「意図的にゲームのバグ画像風にしている現代アート」なのではないでしょうか。
では、なぜ顔が消えてしまっているのか…。
これも現在の文化と照らし合わせて考えると分かり易いです。
今日は〇〇ちゃんと××に行きましたー(××に置かれている謎オブジェの前で記念撮影)
人気スイーツの生クリーム焼き魚丼をいただきましたー(生クリーム焼き魚丼の写真)
このような情報が溢れかえる昨今。
謎オブジェの前で撮影した写真は、顔の部分が見えないように加工されていることがありますね。
生クリーム焼き魚丼は まぁそのままなのですが。
顔も本名もわからない人をネットで手軽に見られて、手軽にメッセージを送ったりして交流できる世の中。
見えているのは、SNSにアップされた画像の「加工されていない部分」であり、顔はわからないからプロフィール欄に書いてあった「お花が好き」という情報を適当に組み合わせている。
この絵は、「あなたのSNSだけを見て知っている人が、あなたに対して抱いているイメージを表した絵」なのです。
すみません
全部ウソです。
上の絵は、単なる「アバター作成アプリで遊んでたらバグッた画像」です。
現代アートじゃない。(;°皿°)!
ついでに書くと、只今大ハマリ中のアプリはこれ↓
最初に「空気・地・水・火」の4要素が与えられ、それを2つ合成すると新しい要素ができる…という単純作業ゲーム。
もちろん合成できない組み合わせもありますが、失敗しても1回作った要素は消えませんので安心です。
こちらは「発明品」とかの要素が記載されたページですね…。
上の小さい円内に2つの要素を置くと、新要素が真ん中の魔法陣みたいな部分にできます。
ちなみに、これは「人間」と「?????」を組み合わせて作った「アルコール依存症」という要素です。
……。
どうしろと( ̄_ ̄ i)
えー、とりあえず燃やしてみるか。(アルコール依存症×火)→どうにもならなかった
じゃあ水に漬けるか。(×水)→どうにもならなかった
じゃあ圧力かけて潰すか。(×圧力)→どうにも(以下略)
じゃあカビやホコリを吸わせてみるか→ど(以下略)
もうただの拷問だね
終わり