はじめに

 

『たぬきだに』家が年末年始をスキー場で過ごすようになったのは2013年の冬からです。

 

九州地方に転勤となったため、まとまった休みにスキー場に行くとなると、その方法しか無かったからです。

 

それまでは、東京や名古屋からクリスマス、成人の日、春分の日などに有給休暇をくっつけて行っていました。

 

年末年始を過ごしたのは、子どもが生まれる前から30年近く通っている志賀高原の小さなホテルです。

 

ここに2泊し、大みそかからは和風旅館にスキー場内で移動して3泊、という様なイメージです。

 

子どもたちも前半に泊まるホテルには生まれてからずっと連れて行っていたので、勝手知ったる我が家というような感じでした。

 

<0歳児から子どもたちがお世話になっていたホテルですが・・・>

 

  2024年はどうするか問題

 

去年は下の子どもの受験で行けなかったため、そろそろどうするか決めなければなりません。

 

今年は旅行計画立案にあたり、3つの問題がありました。

 

①スキー場をどうするか問題

②宿をどうするか問題

③車をどうするか問題

 

  ①スキー場をどうするか問題

 

 そもそもこの暑さ、以前は年末年始で雪不足を心配することはありませんでしたが、最近は違います。

 

家族と山形蔵王などもっと北国のスキー場にするか話し合いましたが、勝手知ったる志賀高原に雪が無くても行ってしまおうということになりました。

 

  ②宿をどうするか問題

 

一番の大問題が発生しました。30年通ったホテルのオーナーが体調を崩し入院中、今年の2泊の予約は受けてもらえませんでした。

 

オーナーも80代となり、ついにこの時が来てしまいました。後継問題が微妙だったので仕方ありません。急遽、別の宿をネットで探して予約を入れました。

 

残りの3泊は2年前と3年前も泊まった旅館を手配しますが、受け付け開始は約二週間後、妻とスマホ2台で電話して予約します。

 

スキー人口は減少が続くものの、年末年始の予約争奪戦は相変わらずの状況です。

 

  ③車をどうするか問題

 

『たぬきだに』家は現在とても便利な場所に住んでいるため、マイカーを持っていません。マイカー購入は移住後にする予定にしています。

 

このため、普段はカーシェアなのですが、レンタカーを手配しなくてはなりません。しかも、四駆のスタッドレスタイヤ指定にすると車種が限られます。

 

大きくなった子どもと4人分のスキーの荷物に加え、片道500km近い道中のため、荷室容量と車格のしっかりした車を10月に入ったら予約予定です。

 

  まとめ

 

年々、雪不足やスキー人口減少、人手不足や高齢化に伴う宿の後継者問題などで、スキー業界はなかなか大変です。
 
ですが、年末年始に限っては高級ホテルから普通の宿まで予約争奪戦が続いており、冬山で過ごす魅力に取りつかれた人々が『たぬきだに』家と同様、数多くいるようです。
 
大きくなってもこの旅行を楽しみにしてくれている子どもたちや妻に加え、家庭円満の礎となってくれたスキーというスポーツと自然に感謝しつつ、準備を抜かりなく進めていこうと思っている『たぬきだに』なのでした。

 

<ゲレンデのスノボ女子をキャーキャー言わせていた頃の上の子ども(2歳)>