はじめに

 

『たぬきだに』夫婦は以前より、子どもの教育がひと段落したら行こう、と約束した国があります。それはイタリアです。

 

本日はこのことについて綴っていきます。

 

  理由は会社のご褒美旅行

 

子どもが生まれる前、妻との海外旅行はハワイやカナダのウィスラー、台湾、フィリピンのセブ島に行ってきましたが、ヨーロッパには二人で行ったことはありません。


子供が生まれて以降は、夏は沖縄、冬は志賀高原でスキーがルーティンとなり、海外旅行には行っていません。

 

ではなぜイタリアか、ということですが、今から16年ほど前、妻が3歳児と0歳児を抱えて一番大変な時、会社のご褒美旅行で6泊8日でイタリアに行ったからです。

 

提携会社主催で招待頂いた旅行のため、全て無料です。


このため、往復はエールフランスのビジネスクラス、移動のバスは大型バスを20人ほどで貸し切って二人掛けの座席を一人で、ナポリ⇒ローマ⇒フィレンツェ⇒ヴェネツィアを巡るというものでした。

 

ホテルは全て四ツ星以上、フォーマルからカジュアルなレストランまで美食の日々が続きました。何を食べても美味しくて最高です。 

 

また、ワインの味もわからないのに、サッシカイアやオーパス・ワンなどをバンバン振る舞って頂きました。

 

そして、建て前は研修という名目上、提携会社の工場で現地の方々との会議があり、この中では自己紹介の時間がセッティングされ、イタリア語でプレゼンするように事前に指示がありました。

 

『たぬきだに』は当時、たまたまイタリア製のものが好きだったので、「ゼニア」のネクタイ、「ロロ・ピアーナ」の生地のスーツ、「サントーニ」の靴を持参して旅行に参加していました。

 

ゼニア

https://www.zegna.com/jp-ja/

ロロ・ピアーナ

https://jp.loropiana.com/ja/

サントーニ

https://www.santonishoes.com/jp-ja/


そして、当日はこれらを身に着けて出席し、このことをたどたどしいイタリア語でお話しする(読み上げただけ)と、大変喜んで頂けました。

 

日本と似ていて、「ものづくり」について思いや自信があるようです。


車でいうと、フェラーリやランボルギーニ、ハイブランドではグッチやプラダを生み出した国なので当然かもしれません。

 

ちょっと意外だったのは、イタリア人はローマ帝国時代からの誇りがあって、後から隆盛したフランスのことをあまり良く思っていないことでした。

 

  いよいよ約束の時・・・

 

そんな夢のような旅行から帰国直後、妻に「子育てが終わったら、同じ旅程と内容(飛行機、ホテル、お店など)でイタリアに行こう」と約束したのが今回のお題の計画です。

 

あれから16年、いよいよ長年の約束を果たす時が近づいてきました・・・。

 

 <当時の現地提携会社の方々と>