はじめに

 

『たぬきだに』はメーカーのサラリーマンとして28年間勤務しました。


先週は年収、今回は、自身の人生を金融資産の視点から振り返ってみたいと思います。

 

記録が残っているのは2004年からなので、34歳から51歳までの推移です。退職した52歳の年は退職金が入ったため、除外しました。額は示しておりません。

 

  18年間の金融資産の推移とおもな出来事

 

 

この期間中の金融資産の増減に関連する出来事は以下の通りです。

 

2008年:リーマンショック

2015年:車購入(現金購入)

2020年:コロナショック

 

2008年(38歳)の時にリーマンショックを経験し、48歳でのアーリーリタイア計画は頓挫しました。


しかし、給与による投資資金への入金力向上もあり、金融資産への影響は、約20年の歴史の中では軽微なものに見えます。

 

2013年(43歳)にマネジャー職に昇格、以降、給与が大幅に増加しました。仕事も楽しかったため、投資活動が気にならないように、ほったらかすもの以外は安全資産に移動、マネジメント業務に専念しました。

 

2015年(45歳)に新車を現金で購入したため、上昇角度が緩やかになっています。しかし、引き続き給与が増加していたため、金融資産は増加しました。

 

2020年(50歳)のコロナショックでは、底値近辺での追加投資と給与の増加により、金融資産への影響はグラフ上見られませんでした。

 

上記の結果、34歳時と比較して、51歳時の金融資産は4.7倍に増加しました。

 

  金融資産の増加額:ベスト5

 

金融資産の増加額が最も大きかった年は以下の通りです。年に1,000万円を超える増加額でした。


1位:2012年

2位:2020年

3位:2006年

4位:2019年

5位:2014年

 

注目して頂きたいのは、増加額の大きな年が、「マネジメント業務に専念し、給与が増加して金融資産が増加した40代後半」と、「アクティブに資産を運用していた30代後半から40代前半」が入り混じっている点です。

 

このように、「リスクを取り易い若年期に投資で資産を増やすこと」、「仕事を頑張って給与収入の絶対額を増やしていくこと」は、色々な意味でリスク分散となりました。

 

これら2つの要因により、リーマンショックを経験しても、30年近く株式市場から撤退せずに済み、長期投資に繋がったと考えられました。


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