航空機は、昔は高嶺の移動方法だった訳で全席ファーストクラスでした。
やがて庶民でも利用できるエコノミーが設けられ、最近では
ファースト、ビジネス、(プレエコ)、エコノミー
がある訳ですが、最近はファーストが絶滅危惧クラスになりつつあります。
GDS(コンピューター)上では
F, C, (W?), Y
と記されます。Fはファースト、Cは諸説ありますが、
始めてビジネスクラスを導入したといわれるパン・アメリカン航空の
ビジネスクラスの名称がClipperClassだったそうです。Yも諸説ありますが
Eだとアルファベット順でFより前でけしからん、では最後の文字で…
でも、より大衆化するためにエコノミーも色々と航空券に制限を設けることで
細分化・低価格化されました。
それが予約クラス(サブクラス、予約コード)と呼ばれるもので、
B, H, K, M, L, V, S, N, Q, G... (アライアンスにより異なる)
とかいう奴です。その一方で、ファースト、ビジネスはそんなに細分化したら
逆に価値がさがるので、
Fの割引はA, Cの割引はD
と相場が決まっているものと思っていました。