1. 取付対象車種
    車種:三菱ギャラン EC7A
    ヘッドライト形式:4灯
    交換対象:ロービーム
    ハロゲンランプ形式:H7
    備考:H7ハロゲンランプの取り付けに、H7アダプターが必要。
  2. 経緯
    H7 LED BELLOF 20W(EBA1945)が4000lmでちょっとHID(35Wバラスト)より暗いが配光に問題がなかったので、BELLOFのより明るい(5000lm)本製品を買いたかったが、新品の販売価格が高くまた、H7アダプターの加工が必要な事もあり購入を控えていた。
    ググってると新品の約1/4の価格で中古品を販売しているカーショップが見つかり、ダメ元となっても損害が少ないので購入。
    この製品で大体満足する明るさと、配光パターンなのでH7 LEDは打ち止めになると思う。
  3. こんなパッケージ
  4. 製品仕様
    メーカ:BELLOF
    商品名:プレシャス・レイ ゼットⅡ
    型番:EBA1934
    消費電力:25W(1灯)
    明るさ:5000lm(2灯合計)
    色温:6500K
    冷却ファン:有り(内蔵)
    保証:2年
    購入日:2024/6/14
    購入先:アップガレージ 秦野インター店
    購入価格:¥4,070(中古品)(定価¥13,200)
  5. インプレッション
    HID(35Wバラスト)HID並み明るさでBELLOF EBA1945(20W)より明るい。カットラインはクッキリ出る、カットラインの上端位置はH7ハロゲンランプと同様。左側の歩道部分へ配光されていて歩行者が識別できる。
    ボンネット見切り先から3m位にやや暗い部分があるがドライビングランプを使う必要が無い。また、遠くまで配光され配光が概ね均一。
    エンジンオフでライト点灯し、車外エンジングリル前方で冷却ファンの音が聞こえる。
    室内ではエンジンオフでも冷却ファンの音は聞こえない。
    AM/FMラジオへのノイズ無し。
    球切れ警告灯の点灯無し。
    ハイビーム表示灯の点灯正常。
  6. H7 LEDのベゼル取り外し(その1)
    H7アダプターを取り付ける必要があるが、H7 LED後部に冷却ファンユニットが付き出している場合は、ベゼルが取り外せる物でないとH7アダプターが取付られない。BELLOF プレシャス・レイ ゼットⅡ(EBA1934)は、光軸の傾き調整でベゼルが回転する機構と共に外せる様になっているのでH7アダプターを取り付けるるのにうって付けであった。光軸の傾き調整機能に感謝。

    ベゼルを左側に止まるまで回す。
  7. H7 LEDのベゼル取り外し(その2)
    ペゼルをを上に引くとベゼルがH7 LEDから外れる。
  8. H7 LEDのベゼル取り外し後
    これでLEDベゼルが取り外せた。
  9. H7アダプターの加工(その1)
    H7 HIDバーナー用のH7アダプターそのままでは、本製品のベゼルと冷却ファンの間にアダプターが入らないので、全長を短くする加工が必要となる。
  10. H7アダプターの加工(その2)
    H7 HIDバーナー用のH7アダプターにエクザクト マイクロノコギリで筒状の部分を切り取る。
  11. H7アダプターの加工(その3)
    切り取りが終わったH7 HIDバーナー用のH7アダプター。
  12. H7アダプターの加工(その4)
    H7 HIDバーナー用のH7アダプター2個の切り取り終了。H7 LEDに入る様にH7アダプターの穴をリマーで広げた。
    穴をリマーで広げるのに結構時間が掛かるので、同じ様な形状のH7アダプターを探して購入しするのをお奨めします。
  13. H7アダプター取り付け前
    H7 LEDとベゼル、H7アダプター
  14. H7アダプター取り付け後
    無事にH7 LEDのベゼルと冷却ファンの間にH7アダプターを取り付ける事が出来た。
  15. H7 LEDコネクターとH4ソケットの接続
    画面左側のH4ソケット(オス)の配線を防水カバーに通して、画面右側のH7 LEDソケット(メス)に結線した。
    H4ソケット(オス)とH7 LEDソケットの真ん中の絶縁テープが膨らんだ部分が絶縁被覆付圧着スリーブを使って結線した部分。
    防水カバー:UIQIAODS ユニバーサルカー LED ヘッドライト 防水防塵 ダスト カバー (直径:95/90/80/70/55mm)(2個入り)
    H4ソケット(オス):RCP H4 変換コネクター ledヘッドライト バルブソケット コネクタプラグ カプラー配線 12V/24V対応(2個入り)
  16. H4ソケット(オス)とH7 LEDソケットの結線
    車の配線を接続する場合はハンダゴテは使わず、いつも絶縁被覆付圧着スリーブを使ってます。
  17. 電源ケーブルの防水カバーの通し方
    防水カバーを裏返した。この形でヘッドライトのH7バルブの取付口に被さる形となる。また、電源ケーブルはこんな感じで防水カバーを通している。
    画面左側がH4ソケット(オス)、画面右側がH7 LEDソケット(メス)。
  18. H7ハロゲンランプとH7タイプLEDとの比較
    この製品は、LED取付部分の後ろにデカイ冷却ファンがあるので、ハロゲンランプとLEDチップの取付位置を合わせる事が出来ませんでした。
    左側のH7ハロゲンランプのフィラメントの下の位置と右側のH7タイプLEDチップの下の位置がほぼ同一。
    H7ハロゲンランプのフィラメント長よりもH7タイプLEDチップ長の方が若干長い。
  19. 防水カバーH1ハイビーム側
    オリジナルの防水カバーの後ろに電源コネクターがH1ハロゲンランプのH1アダプター端子に直接接続されている事が分かる。
  20. 防水カバーH7 LEDロービーム側
    防水カバーからH7 LEDへの電源線が出ている形となる。オリジナルのH4コネクター(メス)にH7 LEDから出た電源コードに着いているH4コネクター(オス)を接続する形になっている。