ペップの不在は大きかったのか。。。 | カスターのマンチェスターシティコラム

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 監督というのはチームにとってなんにかあたるのだろうか。父親のように厳格な人もいれば、キャプテンの延長のような熱い魂を持った人といった認識を持つ人も、はたまた良き社長のようなものなのかもしれない。

 シティーにとってペップがどのようなポジションにあたるかは分からないが、とにかく不在が大きく響いたのは事実のようだ。ミッドウィークリヨン戦、前評判ではシティーの勝ちが濃厚とされていたが、蓋を開けてみるとインテンシティーの差、運動量ともにリヨンに劣っていたと言わざるを得なかった。プレミアリーグチャンピオンがなんたる失態を犯したのだろうと思った人も多いはずだ。

 その原因はもちろんペップが休み返上して疲れがあったなど色々あるだろうが、やはりピッチサイドからの影響力はペップ不在で明らかに足りていなかった。今シーズンこそはと意気込んで臨んだペップ体制3年目のCLの初戦は黒星スタートとなってしまった。

 そんな心はつゆ知らず、プレミアリーグは待ってくれないのが毎年恒例行事。相手はカーディフとCLに全く縁のなさそうな、そして居ないようなチームだろう。昨シーズン一度対戦した時は大荒れ、殺人タックルにより選手を削られたのは記憶に新しい。そんなカーディフここまで2分4敗と久しぶりのプレミアリーグに苦労している。アーセナル、チェルシーとビッグクラブとの対戦が続いているが、はっきり言ってプレミアリーグはどこもビッグクラブ並みの戦力を持っているこのままでは降格大本命と言わざるを得ない。他の昇格チームとは違い大型補強もなく、いくらシティーが手負いとはいえ、苦戦は必至だろう。

 ピッチサイドに戻った稀代の名将ペップがどんな魔法を使ってチームを持ち直すのか必見だ。