韓国版(英語翻訳)のネタバレあります
第2部と第3部の間の外伝2
レノクはクロップとエイロックの長男アルファ、7歳から8歳の子供から少年になるお年頃。
クロップを密かにデーモンキングと呼ぶ。夜半に両親の夜の行為を見てしまっていわゆるエディプスコンプレックスに嵌まっていた。アルファ故か、いつか母を救い悪魔王を屈服させ膝下に跪かせてやると思っている。
良いお兄ちゃんなんだ。弟妹の面倒は良く見るし、ウルフレイクとレイフィエルの子どもたちとも仲良くしている。僕はアルファだからと。
幸せな日常の中にエイロックの流産という悲劇もあった。
いろいろあって、お母さんが他のアルファの手に絡め捕られそうになったと思ったとき、レノクと妹のウレアは協力してアルファの魔の手から救った。眠いからお家に帰りたいという可愛いものだ。
「お父さん遅いよ!」
「いつもより早く帰ったけどな」
レノクは今日の出来事を話したかったが、それより早くお母さんはクロップを捕まえてキスをして連れていってしまった。何てことだ、信じられない、お母さんはこの問題をわざと隠そうとしている。
家庭の危機はこんな風にやってくるんだ。
お母さんは今日またあそこ(美術館ですが)に行ってアイツに会うんだ。
「今日僕の勉強見て」
「お母さんは約束があるの、ごめんなさいね」
「今日の勉強が終わらないとお父さんの教育方針では僕は怠け者になってしまうんだよ」
「20単語が今日覚えられなかったからといって、あなたをスラムで彷徨うことにはさせないよ、決してね。だからそんなこと言
わないで。」
お母さんのそんな厳しい顔や声は初めてだった。それで泣いてしまった。
前世のことを撃ち込みますな
「貴方は将来伯爵になるんだから、大学に行かなくたって誰も貴方をバカにしません」
「一緒に出掛けて悪い子爵に復讐しましょうか」
イエス!
計らずも一緒に出掛けた、やた。
あのアルファ、ヴィルトはお母さんにヌードモデルになってほしいだと!?僕の唯一の敵はクロップヴァンダイクだが、今はそんなこと言ってられない。悪魔王を召還することにした。クロップに急ぎの手紙を送った。
今日はここまで、続きはまた