1月13日に菅総理大臣の発言及び記者質問回答がありました。

 

最後の質問は、非常に的確で国民が最も知りたいことであるとともに、

政府にとっては痛いところを突く質問であったと思いました。

 

しかし、その質問に対する菅総理の回答は、

質問に対するものとはまったく思えない頓珍漢な内容です。

 

 

質問の整理と、まとめ(赤字部分)、あと質問文中の太字表示と( )内の注釈は、

当ブログ主によりますので、

詳しくは、官邸ホームページ令和3年1月13日総理記者会見をご覧になってください。

https://www.kantei.go.jp/jp/99_suga/statement/2021/0113kaiken.html

 

日本ビデオニュース株式会社の神保氏による質問

 

1.日本は病床数は世界で、人口当たりの病床数は世界一多い国ですよね。

、感染者数はアメリカの100分の1くらいですよね。

それで医療がひっ迫していて、緊急事態を迎えているという状況。

これについての総理の説明が、

単に医療の体制が諸外国とは違うんですというので果たしていいのでしょうか。

つまり、体制を作っているのは政治なのではないかと。

政治が法制度を変えれば、それは変えられるではないですか。

 

質問1のまとめ)

人口当たりの病床数は世界一、感染者数はアメリカの100分の1、

これで医療がひっ迫して緊急事態、

単に医療の体制が諸外国とは違うんですではなく、

法制度を変えれば、それは変えられるのではないですか?


2.もうすぐ国会が始まります。例えば医療法によって、今、政府は病院の病床の転換というのは病院任せにするしかない、お願いするしかない状況になっていますけれども、

例えば医療法の改正というのは、ただ単にシステムが違いますではなくて、今の政府の中のアジェンダ(取り組むべき検討課題)に入っていないのでしょうか。

 

質問2のまとめ)

政府として今の状況は、病院の病床の転換というのは病院任せ、お願いするしかないわけだが、例えば医療法の改正は政府の取り込むべき検討課題に入っていないのか?


3.コロナが当初あまりどういう病気か分からない段階で二類相当にしてしまったため、軽症者や無症状者でも非常に厳重に扱わなければいけなくなっているがために、

それも医療に非常に大きな負担になっている。

法制度を変えれば随分変わってくると思うのですが、そういうことがむしろ政府の仕事ではないのか。

国民に対していろいろ犠牲をお願いするが、政府側としてもこういうことをするという話が出て来ない。

感染症法の制度の部分について、今国会で改正するつもりがあるのかどうか確認したい。

 

質問3のまとめ)

どういう病気か分からない段階で二類相当にしてしまったため、

軽症者や無症状者でも非常に厳重に扱わなければいけなくなっており、

そのことも医療に非常に大きな負担だ。

感染症法について、今国会で改正するつもりがあるのかどうか?

 

 

下に、菅総理の回答をそのままに転載しましたが、何を言っているのか理解できますか?

3回くらい読んでみて頂けないでしょうか・・・

質問1,2,3に対する答にもなっていないし、

勝手な話としても、僕としては何を言っているのか分かりませんでした。

 

質問の意味を理解できないのか、原稿がないと言うべきことが分からないのか、

とぼけて時間稼ぎの話をしているのだとしても、わけが分からない言葉の羅列!

 

これまで僕は、

安倍晋三さんのことを史上最低最悪の総理大臣だと言い続けてきましたが、

菅義偉さんは、さらにその下をいくもはや救い難い総理大臣だと思います。

 

これですから、先日も書きましたが、

この人の話はライブの時間に合わせて、時間をとって聞く価値が皆無なのです。

 

こんな人が総理大臣、日本も来るとこまで来ていると思います!

 

どうしたらいいのでしょうね・・・次の選挙で自公政権には沈没して頂く、

これしかないのでは?

 

ーーーーーー

 

(菅総理の回答)


まず、このコロナ感染者への医療について、

政府として、そこに対応してもらっているその医療機関に対して、

しっかり御支援をさせていただいたり、あるいは保健所への人員の派遣、

そうした体制を作ったり、クラスターが発生すると政府のチームがそこに行って対応するなど、そうしたことについて政府は対応を行ってきました。


そしてまた医療機関でありますけれども、日本には今の法律がある中で、

ひっ迫状況にならないように、政府としては、ベッドは数多くあるわけでありますから、それぞれの民間病院に一定数を出してほしいとか、そういう働きかけをずっと行ってきているということも事実であります。


そして、この感染症については先ほど申し上げましたけれども、法律改正は行うわけでありますから、それと同時に医療法について、今のままで結果的にいいのかどうか、国民皆保険、そして多くの皆さんが診察を受けられる今の仕組みを続けていく中で、今回のコロナがあって、そうしたことも含めて、もう一度検証していく必要があると思っています。

それによって必要であれば、そこは改正するというのは当然のことだと思います。

(記者)
現時点ではお考えになっていないという、医療法の改正については。

(菅総理)
今、申し上げましたように、それは検証する必要があると思っています。そして、その上のことだと思っています。