“日本学術会議推薦名簿105人、任命権者菅総理は6人除外で99人選任”の件が、

この1ヶ月ほど問題となっている。

 

思うに原稿棒読み菅総理のいいかげんな答弁を聞いていると、

自分の手元に来た学術会議員推薦名簿を、ろくに見もせず深く考えることもなく、

“はい、了解、これにて任命します”

で流しただけなのではないかということもありかと思えてきた。

 

菅総理や加藤官房長官の言っている御大層なことは、

すべて任命の後のことであり、つまりその場その場での後付けの話だ。

 

追及は幅を広げずに、

“105人の推薦名簿が菅総理の手元に来たときは99人になっていた理由”

これのみを延々としつこく徹底追及すれば、いずれボロがぼろぼろ出てくるはず。

 

・・となると、

総理が上のようにいいかげんだったのか、任命権者の菅総理の考えだったのか、

或いは総理補佐官や内閣府が国家権力を高揚させたくてしたことなのか?

が明らかになる。

このいずれにしても、政権側として大問題となり、もう菅政権は終わりでは?

 

 

以下、参考、菅総理と加藤官房長官が言った言葉を並べます。

(当ブログの関連記事:支離滅裂は安倍同様の菅総理大臣、人柄で支持?はぁ?

 

菅総理大臣と加藤官房長官は、

以下のように前後の整合性がとれない支離滅裂な話を繰り返した。

 

「総合的・俯瞰的な活動、すなわち広い視野に立ってバランスの取れた行動をすること、国民に理解される存在であるべきことなどを念頭に判断している」

 

「推薦された方々がそのまま任命されてきた前例を踏襲していいのか考えてきた」

 

「わたしが最終的に決裁を行ったのは、9月28日。その時点では現在の最終的に会員になった方がそのままリストになっていたと思う。105人全員分の推薦者名簿は見ていない」

 

「6人除外ではなくて、99名が任命されたということ。それについては最終的にはもちろん総理が最終決裁者であります」(加藤官房長官)

 

「決裁文書には推薦名簿は参考資料として添付されていますが、参考資料まではくわしく見ておられなかったと、(首相は)指されているのだろうが」(加藤官房長官)

 

「民間研究者の少なさや出身大学の偏りを踏まえて私が判断した」

「推薦通りに任命する義務がないとする見解は政府としての一貫した考え方だ」

 

「多様性が大事だということを念頭に、私が任命権者として判断した」

 

「国の予算を投じる機関として、国民に理解される存在であるべきだ」