2015年06月15日に書いた昭和昔話を編集し直したら長くなってしまった・・・
今、我が家にある電気(電池含む)を使うもの(電化製品等)を、
次々と書き出して並べてみました。
32インチ薄型カラーテレビ、全自動洗濯機、炊飯器、電気掃除機、電子レンジ、
ガス台、大型冷蔵庫(今では普通の)、エアコン、遠赤外線ストーブ、扇風機、トースター、
シュレッダー、アイロン、ミシン、電動付き自転車、血圧計、携帯用小型ラジオ、
パソコン、プリンター、マウス、タブレット、電卓、蛍光灯、LD電球、電池時計、
懐中電灯、電動式介護ベッド、マッサージチェア、首揉み器、固定電話(FAXつき)、
携帯電話、デジカメ、ガスレンジ、音響機器諸々、ジョーバ(施設に寄付)、
あと、あるけれど、今は使っていない物としては、電気ストーブ、ガスストーブ、
石油ストーブ、コタツ、電子カーペット、電気毛布、
設備としては、換気扇、風呂自動湯沸し
一応思いついたのを書いたけれど、もっと、あるだろうと思うし、
どこの家も、上と同じようなことだと思います。
さて、では、これらのもののうち、
今から58年前の1960年(昭和35年)頃に我が家(実家で)には、何があっただろうか?
14型白黒テレビ、電球、1層式洗濯機(脱水機能なし)、炊飯器、冷蔵庫(今なら小型)、
扇風機、蛍光灯、電気コンロ、アイロン・・・ガス台はなかったような気がします。
つまりは、1960年頃は、現在あるものとして上にあげたもののほとんどは、
我が家(実家)には、なかったわけです。
当時は14インチ白黒テレビでもすごいと思いました。
掃除は箒と塵取り、洗濯の脱水はなく洗濯機付属の水取り手動ローラーでぐるぐる、
冷たくなったご飯などの温めは蒸す(出来上がりが美味しくない)、ガス台の代わりに七輪、
その日に食べる物はその日に買うし、冷凍食品なんかなかったから冷蔵庫は小型でOK、
エアコンなんて夢のまた夢、
個人情報を悪用する奴なんかいなかったから家庭用シュレッダーは不要、血圧は医者が測るもの、携帯用小型ラジオはトランジスタラジオが出始めた頃、パソコン・電卓も頭になし、
マッサージチェアは温泉や銭湯に超単純なものがあっただけ、暖房器具は掘りごたつと火鉢だけで学校は石炭ストーブ(石炭は子どもが石炭庫から運ぶ)、
お風呂は、当時は家風呂のない家が多く、町にはどこでも銭湯が何軒もありました。
実家には風呂があったけど
今のように、スイッチポンで風呂に入れるわけではありません。
まずは、薪用の材木を仕入れて、薪割りが最初の仕事、風呂桶に水を入れる仕事、薪に火をつけてお風呂を沸かす仕事、湯加減調整のため火を強めたり弱めたりする仕事・・・・
などなど・・・今では、考えられないことをやっていましたね。
でも、それが普通だったから不便とは感じなかったんだから、不思議と言えば不思議。
だけれども、不便とは感じていなかったけれども、
新製品が出るとみんなが飛びついたというのも面白い現象です。
金持ち以外は、どこの家でもそんな感じだったです。
それでも人は、それを普通と思い暮らしていました。
現代において、
上にあげたものをすべて取り上げられたら、或いは突然にすべてが使用不可になったら、
もう、めちゃくちゃ不便で、
全世代とも、不平不満で文句たらたらの日常になるだろうなと思います。
また、今と比べたら超不便な昔の時代を知らない年代の人は、
生活自体に困るのではないかと思います。
以上、電気の今昔物語でした。
長過ぎてすみません。m(__)m