初出勤、初登校日の思い出 ブログネタ:初出勤、初登校日の思い出 参加中
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では、大学の入学式の話を。

一番行きたくなかった大学(この経緯は、他の記事でいろいろ書いたけど)
にしか行かざるを得ない自分にうんざりしながらの入学式に出た。

構内に入る前から、どこかのクラブが流しているのであろう歌謡曲が大音量で流れていた。

なんで、これなんだよ・・・前年にヒットした石田あゆみの『ブルーライト横浜』。
この曲は好きだったけど、何で大学の入学式の日に、この曲をガンガン流す必要があるんだよ。

正門の前に、受付みたいな机が並べられ、新入生らしき学生は声をかけれられて、
なんだらかんだらのもの(まぁ、どうでもいいものだろうが)を手渡されていたらしい。

”らしい”というのは、
入学式場に入ったとき、みんなが手に持っているものを僕は持っていなかったので。

僕は、新入生には見えなかったらしく・・・
というのは、
多くは黒い学生服(たぶんボタンだけ換えた高校時代の制服)か、地味な格好だったなかで、
僕は、黒いスーツにピンホールカラーのワイシャツ&ネクタイだったのでスルーされたらしい。
・・・というわけで、声をかけられることもなく、自分も気がつかずに通り過ぎていたからだ。

元旧制大学とはいうもののださい町にあるださい大学。
しかも、40数年前当時は工学部だけの単科大学だったので、どこを見渡しても男ばっかり。

古くぼろい木造の校舎はあるし、はぁ~つまんねぇな~と思った。

入学式のことは、まったく記憶がない。

まぁ、そんなんで大学生活がスタートしたわけである。

昔は、人づきあいは非常によかったので、友だちはすぐにできた。

最初に仲良くなったやつは、当時の僕同様のカッコつけ男だった。

卒業時点では、僕の方が成績がよかったけれど、学生時代の成績なんて関係ないよな。

彼は、関係業界で成功してウイキペデイアにも出ている知名人となった。
僕は、関係業界から脱落して無名人となったままである。

はぁ~、人生、山あり谷あり、いろんな経験をしたものだ・・・と、つくづく思う。