こんな話があるなんて、僕はいい年をして知らなかったので、よもやの驚愕ものでした。

知らなかったのは、僕くらいなものだろうか・・・


輸出払い戻し税

http://www.zenshoren.or.jp/zeikin/shouhi/061106/061106.html
http://www.zenshoren.or.jp/zeikin/fukouhei/071203-01/071203.html


上のURL資料は、消費税率5%時代のものです。


日本の消費税は、売上にただ5%を掛けるという税金ではなく、

そこから【仕入などに入っている消費税5%分を引き】、納める税金を計算する方式【仕入税額控除方式】

国内で売った場合には売る製品価格にに5%転嫁できるけれど、

海外に売った場合には、客側からは取れないということで、
海外売上高についてはゼロ税率のためもらえる消費税はゼロということであり、

【ゼロ―仕入れ時の消費税=―仕入れ時の消費税】

ということで・・・
【結局、輸出販売に対する仕入に入っていた税金】というのはすべて戻ってくる・・・
というしくみになっているそうです。


つまり、
(国内売上高)×5%から、
(国内売上高に対する仕入高)×5%を引いて算出された納税額【A】よりも、

輸出売り上げに対し、仕入れに使った消費税分が、輸出戻し税として戻ってくるので、そちらの額が【A】よりも多ければ、金が還付されるというわけだそうです。

輸出売り上げの高い大企業ほど、差引計算で多額の還付を受けているということになります。


それらの還付金総額は、消費税全総額の2割を超えているとのことです。


その他、興味のある方は、是非URLを開いて読んでみてください。
僕は、この件、知らなかったので驚愕ものでした。