僕のブログ記事に、初めてコメントといいねをくれた方のブログを訪ねてみました。

その中で、『原発について』というタイトルの記事がありました。

2013年3月11日に書かれたものです。

東日本大震災から2年過ぎた時点、今からは3年前に書かれた記事です。

その中から、勝手ながら、以下、抜粋転載させて頂きました。


 この地震大国では、いつどこで東日本大震災クラスの地震があってもおかしくありません。

 福島第一原発の廃炉作業も見通しが立っていません。

 使用済み核燃料の置き場も、貯まり続ける汚染水置き場も、除染した土置き場も決まりません。

 最終処分場どころか、中間貯蔵施設の建設地すら決まっていません。

 現在、代替エネルギーで夏場も冬場も電力は足りています。

 有事の際は故郷や家族などすべてを失います。

 国も莫大な費用を負担する事になります。

 再稼働ありきの話しかしない安倍政権を、私は信用出来ません。



3年前に書かれたこの文面の内容・・・
3年後の今日書いたものであったとしても、まったくそのまま通用しますよね。
つまり、福島の原発災害の収束は、まるで見通しが立たずに月日ばかりが過ぎている。


日本列島、北から南まで、近い将来に巨大地震が起こる可能性があると政府の専門機関は推測している。

それにも係らず、同じ政府が、新しい安全基準をクリアできれば、順次、原発は再稼動すると言う。

2006年、当時も首相だった安倍氏は、「大地震による津波での原発災害」を国会で質問されているが、「そういうことが起こらないように万全を期す」これ一点張りの回答だった。

5年後に、指摘されたことが、現実に起こった。

要するに、原子力は人間には制御できない、何が起るかは分からない、
つまり、新しい安全基準と言えども、推測出来得る範囲内の基準でしかなく、本当はやはり何がおこるのかは分からず、そのときは『想定外』になるわけだ。

本当は、たとえば、この先5年後には、とんでもないことが起きるかも知れなくても、
原発は再稼動しなければならないという不思議。

福島原発事故のようなことが、巨大地震連鎖で2,3回続いたら、もう日本は終わりだろう。
それでも、原発は再稼動・・・

3年間、進歩ゼロ、
いや、根本的には、2006年時点からも、
方向を見直す気はさらさらないのだろうとしか言わざるを得ないのではないでしょうか。

原発に係わる金を、再生エネルギー研究開発にまわさないのはなぜなのでしょうか。