22歳頃の創作に、少しだけ手を入れました。



た   たそがれの秋の浜辺は  

    人影もなく

    寄せては返す波の音だけ

    やさしい時間がすぎてゆく



ち   ちらちら雪のプラットホーム

    着付けに時間がかかっているのかな

    遅刻のあなたは晴着で到着

    さて初詣



つ   辛い思いはもうないよ

    あなたがいるから辛くなる

    あなたはもういないのだから

    でも思ってしまうよ どうしても



て   テルテル坊主をぶらさげて

    明日が晴れであるように

    祈るあなたは

    純情可憐



と   年がうえ

    ただそれだけのことなのに

    あなたはいつも心悩ます

    僕にはもっと出会いがきっとあると