22歳頃の創作です。



さ   ”サルビアの花”という曲聴きながら

    涙流した日から一年

    巡りあう日もあるかも知れない

    今も夢みる



し   しばらくすればまた会える

    そう言う言葉は嘘偽りで

    空虚な時間

    二人を過ぎゆく



す  澄んだ瞳が語るのは

    誰も知らない

    森深き湖の底に

    秘めたる思い



せ  背の高い

    僕があなたに口づける

    背中をまるめ

    やさしくあなたを抱き寄せました



そ  それは今

   なかったことと同じこと

   虚しさばかりが残るのは

   予想がついていたことだから