『士別三日、刮目相看』 | たぬ吉のブログ

たぬ吉のブログ

読んでくれた方が少しでも幸せになってくれたらいいなと思いながら書いてます

【中国の故事】
三国志の時代、呉の武将に呂蒙(りょもう)という武将がいました。当初は腕力の武将で名を成していましたが、呉王の孫権に儒教だけでも勉強してみなよ!と言われ一念発起して陣中に書物を持ち込んで学問を修めました。その時の呉の大都督(軍総司令官)は魯粛(ろしゅく)でしたが、暫く会わない間に昔の蒙ちゃんから文武両道の立派な武将になったと納得した時に
呂蒙が『男子は三日もたてば変わるものです、よく目を開いて観て下さい』という意味の言葉。
三国志から出た故事なので「士」となっていますけど、士に限らず男女とも同じ事がいえると私は思います。

人は自分より出来が悪いと他人を見下したりしますが、人は無限の可能性があって上記の故事の様に変わる事があるのです。だから決して他人を見下したりしてはいけない!ということ。
逆に、何気ない知識でも知っていると身を助ける
三国志に登場する呂蒙、この後大都督の魯粛が亡くなる時に次の大都督を呂蒙に!と言って、言葉通り大都督になります。
1つの知識と1つの知識の結合がより深い知識へとなります。

三国志語りだすと終わらなくなりますので、ここらへんでおしまいにしとうござりまする。