2023年に来日したばかりなのに、2024年に再来日。RHCPはやはり最高のバンドの1つ。円安で洋楽ライブは値上がりが続いているが、去年の感動から参戦。今回はマスターカード先行で発表後にすぐ購入したので、1Fアリーナの中央ぐらいだった。客層は若者から年配の方まで様々。やはり東京ドームを埋める洋楽バンドだけある。
セットリストは去年と大きくは変わらず、最初のJAMで楽器隊3人が登場し、そのままCan'tStopへの流れは、RHCPとして最高なオープニング。しかし、アリーナで近くで見ると、楽器隊3人だけでこの音楽を作り上げていることがすごい。このグルーブ感はまさしくミクスチャアロックの雄であるRHCPのもの。名曲が多く、覚えやすく、踊りやすい曲が多い。この音楽性の高さとポップス性が一般層にもかなりリーチしているのだろう。
自分は、昔からRHCPは知っていたものの、そのポップス性が軽く感じて、当時はあまり聞いてこなかった。しかし、最新アルバムの2枚でRHCPのファンになった。昔の名曲もたしかにかっこよいが、最新のアルバムをもっと聞きたかった。しかし、エディ・ヴァン・ヘイレンを追悼したEddieやBlackSummer、去年聞けなかったAquaticMouthDanceが聞けて大満足。ジョン・フルシアンテのギター、フリーのベースも堪能。この二人は本当に楽しそうにセッションをしている。
正味1時間40分という短いライブであり、もっと聞きたかったが、ファンクでグルーブな最高なロックに浸った体験だった。もう60歳を超えているので、機会があれば逃さずに駆けつけることにしよう。