2023年のアニメで全く知らなかったが、好きになった作品「BangDream It's Mygo!!!!」最近アニメをみるようになってから、色々な作品をみてみたが、好き嫌いがだいぶわかってきた。2010年代あたりを起点とした萌え系ジャンルがどうも見ていられない。絵柄と声とストーリーでどうにも耐えられない。ブシロードが提供しているバンドリもその一派だと思い、あまり見ることはなかった。

 

しかし、2023年にやったMygoは鬱系アニメという評判を聞き、見てみたら、はまった。女子高生がバンドをやるというだけの話。しかし、人間関係のつらいところをベースとしたバンドアニメだった。はっきりいって、こんな人間関係でバンドなんてよくやるよ、というレベルで全員いがみあっている。明らかに怒っている子、表面は良い顔しながら裏で画策する子、自分の過去をひきずりながら見た目重視な子、繊細で傷つきやすい子、何を考えているかわからない子。これらの傷を持つ5人がバンド活動を通して、かろうじてひとつになる・・・なったはず。。。という作品。とにかく構成も見事で本当に面白かった。Mygoは迷子のバンドの意味。

 

そして、音楽が面白い。中島みゆきか尾崎豊みたいな魂を歌うボーカルに、パンクロックをベースとしたメロコアの音楽。ロック好きな自分としてはこのアニメはかなりはまった。そして、バンドリというのはゲームとアニメとライブのミックスを売りにしているようで、声優たちがバンドを含めてやるようである。オリジナルが女子高生なので、プロのミュージシャンがやる必要はないのかもしれない。そのようなところも含めてバンドリはなかなかおもしろい。(自分はゲームはやらないので、演る人はもっとはまるのだろう)

 

というわけで、Mygoのライブに行ってみた。客層は若い人が多い。フルグラフィックのはっぴにTシャツとかフルアーマーの人もいたりとなかなか熱い。ペンライトはせっかくなので事前に購入して行ってみた。ライブはアニメのシーンを再現するような構成もあり楽しめた。ファンも熱狂的で、噂に聴いていがUOグルグル(オレンジ色の発色が強いサイリウムを二本ぐるぐるすることらしい)とか生で見ることができて、よい経験になった。

 

バンドは思っていた以上に皆さんうまい。ボーカルもややバンドに消されてしまうところがあったが、うまかった。ボーカルは憑依型らしく、尾崎豊みたいに歌うところが本当に素晴らしかった。声優のすごさは、あの心の叫びを再現できることだなと痛感。バンドのMCがキャラのセリフになっていたりと色々と楽しませてくれた。しかし、アンコールの中で宣伝が長かったのは個人的には余計だったかな。

 

帰りに新宿で中華

 

 

 

 

 

 

 

 

みんな気合入っていて驚き。ガンダムイベントはぬるかったんだなと痛感。

 

以下は別日にアニメイト池袋の看板

 

 

AveMujicaすごく楽しみ。一節ではサイコスリラーとか。

どんな展開なんだ・・・