COLDPLAYの東京ドームライブに。COLDPLAYは数曲好きな曲があったのだが、全体的に柔らかくポップな曲が多いせいか、そこまで好きなバンドではなかった。ただ、今回のMusic of the Spheresのライブがすごいという評判を聞き、チケットを購入。11月7日の公演だけ当選。しかも、オープニングアクトがYOASOBIというおまけもついて、会社を休み万全の体制で臨んだ。

 

COLDPLAYのライブは素晴らしかった。多幸感と浮遊感がすごい。まるで楽園にいるような感覚。ライブに参加したことで力をもらうよう。観客を徹底的に楽しませてくれる。しかし、SDGS的な社会性、政治的なメッセージなどももらい考えさせられることも、世界のトップアーティストらしかった。

 

そして、COLDPLAYの音楽がとにかくよかった。ボーカルも突き抜けるような声に、完成されたバンド・ミュージック。やはり長年同じメンバーでトップを走り続けているバンドは完成されていると感じた。クリス・マーティンのボーカルはメインステージと中央のステージを走りながら歌う。凄まじい体力。

 

ライブは宇宙をコンセプトにした最新アルバムに従っている。宇宙人への差別を描いた作品であるが、現代社会に通じるメッセージ性を感じ取れる。人種差別の問題は宇宙規模にして訴えかける。LGBTも容認。基本的に自由主義者。そのせいか、アジアの国ではLGBTに反対派の運動家により、ライブ中止のデモがおきたようだ。COLDPLAYの政治メッセージは特定な人物を攻撃するのではなく、あくまで優しいスタイルで理想を語る。

 

そして、スタジアムライブであるにもかかわらず、音がかなりよかったのが衝撃的。東京ドームのライブでこんなに音が良かったのは初めて。例えばオープングはJ.ウィリアムスのE.T.のテーマなのだが、オーケストラの曲がかなりきれいに響いていた。また、それが宇宙への旅を想起させ、ライブの始まりとして最高だった。

 

そこからは完全にショーに引き込まれあっという間だった。観客に入場口で渡されるLEDライトの腕時計を使った演出が圧巻。腕時計をしているだけで、自分が演出の参加者になる。座席の位置を特定し、光のWAVEを作ったり、ハートマークを作ったりして、楽しませる。本当に現代的なライブだった。

 

有名なSKY Full Of Starsでは途中で音楽をとめ、スマホを止めて、みんなで一緒に踊ろうと語り、最初からやりなおす。少しの間おのおのが世界に愛を送るように黙祷。そして、アコースティック曲をスタンド側の小さい円形ステージで歌うなど、様々な仕掛けが満載。

 

COLDPLAYすごいバンドだった。これは次回来日も絶対行かねば。今年のライブはレッチリ、フー・ファイターズ、コールドプレイが別格で良かった。

 

ちなみに、オープニングアクトのYOASOBIについては、やはり勢いのあるユニット。初東京ドームだったようだが、きっちりアウエーの中盛り上げていた。さすが。YOASOBIまで聞けて本当にフェスのようなライブでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Tシャツ買えた!

 

入場時にリストバンドもらう。

 

ドームの1F席。Cステージが実はすごく近かった。

 

YOASOBI。

 

いよいよCOLDPLAY

 

 

すごい空間。

 

どういう仕組で点灯させているんだろ。ハートとかも作っていたから位置情報なんだろうが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

COLDPLAYのメンバーがまさかの異星人。サービス精神旺盛

 

 

 

Cステージ。すごい近かった!

 

 

ライブハウス並の近さ。感動