9月の中旬に、旦那と。
定年と還暦の祝いに、ちょっと豪華な旅をしようということで、旦那の希望の北海道(五稜郭・海鮮)と、私の希望(グランクラス)を満たすツアーを探し、クラブツーリズムのプランで行ってきました。
最寄りの駅からのものはなかったので、一度名古屋まで新幹線で出て、東京駅ではやぶさに。はやぶさ、かっこいいんで一度乗ってみたかったんです。
東海道沿線住みとしては、新幹線と言ったら横方向に登りか下りしかない(在来線しかり)しかも車体はN700系AorS(白地に青いライン)イメージなのですが。
東京駅からは四方八方に「新幹線」が出てるんですね!!形も色もいろいろ!
しかも途中から切り離して分岐する、とか・・・・交通系動画見てる割りには全然世界を知りませんでした。
で、北海道までは新幹線。グランクラスとやらに乗ってみました。
一車両に18席しかなく、軽食や飲み物のサービスがあり。シートもこれでもかと座り心地が良く。
何というか・・豪華な車に乗ってる感じでした。
軽食はこんな感じ。
量は軽食なんですが、味はすっごく美味しかったです。ドリンクもアルコール含めいろいろ選べて楽しかった。
車窓鉄の私としては、東北方面はトンネル区間が多く、景色も一面の田んぼ、という。
田圃大好きなんでいいですが、あまり景色に代わり映えはなかったです。
東海道沿線だと、むしろ鈍行(って言いませんか?在来線のことです)の方がその地域独特の景色が見れていいんですが、北陸方面は高速移動の方が向いてるかもですね。
新幹線でも東京から新函館まで4時間ちょっと掛かりましたから。
函館からは観光バス(一人で二席v)で函館山の夜景を見に。
三連休の翌日だったせいで、通常よりだいぶ空いてたらしいです。ゆっくり堪能できました。
夕食後は函館の赤レンガ倉庫の辺りを散策しました。
想像してたよりずっときれいで、函館の歴史を感じさせる建物が山盛りでした。
夜のせいなのかいつもなのか、人通りがほとんどなく、おかげでじーーっくり見て歩くことができました。
レンガがグラデーションになってるのは精錬技術が未熟だった時代のものだと聞いたことがありますが、ここのレンガもその頃の物のようでした。
ちなみに、翌朝も同じ辺りを散歩したんですが、こんな感じ。
雰囲気が違いますね。
一時期擬洋風建築に興味がありましたが、ここのは一階が和風、二階が洋風という変わった建物が多かったです。
海鮮食べ放題の豪華朝食を食べた後は、元町を散歩。
函館には色んな国の人が住むようになって、その為に色んな宗教の教会が作られて、今に残る元町の景観を作っているそうです。
私から見たらみんな「教会」なんですが、それぞれ形式や拘りどころがみんな違うらしいです。
旧公会堂、だったかな。
その後は五稜郭。
箱館戦争について色々書かれてましたが、全然分かりませんでした。
ただ、この不思議な形は江戸時代の役所を敵の攻撃から守るために角を多くして攻撃しにくく防御しやすい、という理由でこうなったようです。
星の真ん中あたりに当時の奉行所の跡があります。
日本らしからぬ形なので、何かしら外国の影響があるのかなーと思ってましたが違いましたね。
その後は大沼公園でランチ。
北海道らしい雄大な景色。
映ってる山は駒ケ岳。活火山です。
元は富士山のような形をしていたのが、噴火で頭の部分が吹っ飛び今の形になったとか。
その時に飛び散った土が池に落ちて、今のような小さな島がたくさんある景観を作ったそうです。
二日目の宿はツアーの目玉、ザ・ウィンザー洞爺。
何年か前にサミットやったとこです。結構な山の上でした。警備もしやすかったのでは。
窓の外に見えるのが洞爺湖です。
こんな豪華なホテルに泊まるのは一生に一度、と思いますが。
でも楽しかったんでまた頑張ってどこか泊まってみたいな。
帰りは函館空港からセントレアへ。
富士山が見えましたよv
人生二度目の北海道。
一度目は長男が中2の頃に家族で札幌に行きました。
色んな経験が出来て楽しかった。夫婦旅行に付き物の喧嘩も勿論しました。
今回もしそういう感じになったら、この際言いたいことを言ってしまおうと思っていたので、想定内だったし、言えて良かったと思ってます。笑。
次北海道行くとしたらどこかな・・・旭山動物園は見てみたいな。網走刑務所とか。遠いかな。在来線も乗ってみたい。出来たら雪のある時期に。
そんな感じで長くなりましたが旅行記でした。何か参考になれば。
あとはですね、最近廃墟動画にハマってるんですが。言いましたっけ。
廃墟の怖さを求めてるんじゃなくて、どういう経緯でそこに存在して、どういう理由で廃れてしまったのか。
現代日本の黎明期を感じることができて面白いんです。
で、そんな廃墟が市内にもあるのが分かりまして。
その近くに旅行仲間の家があるので、知ってるか聞いてみたら知らない、みんなで行ってみよう!ってことになりまして行ってみました。
戦前に作られた温泉宿の跡です。建物はないですが、石やコンクリで出来た部分だけ残っていて、ジブリの世界のようでした。
地方の赤字路線もそうですが、こういった廃墟もいつまでもはないですよね。
そして私が行きたいところに自力で好きなように行けるのも有限です。
自分の好きにできる時間をいかに作るかを日々考えてます。
















