今日も暑い一日でしたね。

このところ、夕方になると見事な夕焼けが見れるので、一日の終わりの楽しみとなっています。

 

さて、今日は児童書を紹介したいと思います。丘修三さんの『ぼくのお姉さん』という本です。

作者の丘さんは、元々養護学校の教師をされていた方で、今は児童書の執筆をされています。

このお話は、当時「日本児童文学」の創作コンクールに応募された作品だそうです。

丘さんの作品の多くはご自身の養護学校での経験を通し、障がい者の問題をテーマにされています。

「ぼくのお姉さん」には、6作品が収められており、その中で私の胸にグサリと突き刺さった作品が「歯型」です。

読んだあと、悔しくて、苦しくて、やり切れない気持ちになり、涙でぐしゃぐしゃになりました。

 

この数日間、オリンピック開閉会式の楽曲担当を辞退された人物の問題が世間を賑わせていますが、そのとき、この本が胸をよぎりました。

 

この本は、小学校中学年以上が対象となりますが、夏休みの読書感想文にぜひおすすめしたい本です。

こうした本を読むことで、社会的に弱い立場にある人たちの目線で物事を考え、共に手を取り合って生きる社会を考えるきっかけになればと思います。

そして読み終えた後、自分なりの考えを作文にしてみてはいかがでしょうか。

 

- はじめの見開きページより -

人生は、たのしいもの。

けれども、くるしいことやかなしいことや、心をなやますことも また、たくさんあります。

人は、そのようなさまざまなことを体験しながら、ほんとうの<人間>になるのだと思います。

ひとの心にいたみがわかる<人間>に。