劇映画デビュー作「家路」で高く

評価されたドキュメンタリー出身の

久保田直監督が、日本全国で年間約8万人にも

及ぶという「失踪者リスト」に着想を得て

制作したヒューマンドラマ。

「いつか読書する日」の青木研次が

オリジナル脚本を手がけ、愛する人の

帰りを待つ女性たちに待ち受ける運命を描き出す。

北の離島にある美しい港町。

登美子は30年前に突然姿を消した

夫の帰りを待ち続けている。

漁師の春男は彼女に思いを寄せているが、

彼女がその気持ちに応えることはない。

そんな登美子の前に、

2年前に失踪したという夫・洋司を

捜す奈美が現れる。奈美は自分の中で

折り合いをつけて前に進むため、

洋司がいなくなった理由を求めていた。

ある日、登美子は街中で偶然にも洋司の姿を見かける。

主人公・登美子を田中裕子、

奈美を尾野真千子、春男をダンカン、

洋司を安藤政信が演じる。

 

2022年製作/126分/G/日本
配給:ビターズ・エンド
劇場公開日:2022年10月7日