浮気調査、企業のトラブル調査で日々全国を飛び回っている探偵、「後藤啓佑のトラブル対策相談所~探偵の視点~」ブログにお越しいただきありがとうございます!!
今日はなんと、全国の「幽霊を恐怖の対象として捉えている」紳士淑女にかなり役に立つ考え方をお伝えします!
近年、僕が悩みに悩んだ幽霊に対する恐怖を払拭することができた考え方です。
まず、幽霊を怖がる人たちが恐れていることを確認しましょう。
それは、「夜に、1人の時に、急に目の前に現れる」ことですよね。
そこで考えなくてはいけないのが、
幽霊がどういう目的でそんなことをするのか?ということです。
多くの幽霊を信じる幽霊側の人間たちは、
「なにか伝えたいことがあるんだよ」と諭してきます。
しかし、よく考えてみてください。
もし自分が死んで幽霊になったら?そのとき、なにか伝えたいことがあったならどうしますか?
夜、伝えたい相手が1人でいる時に、急に目の前に現れますか?
現世をある程度生きてきた人間であれば、夜に急に何かが現れたり物音がしたりしたら、
多くの人間はびっくりして恐怖に悶えることは想像できるはずです。
僕だったら、夜中に1人のときに急に目の前に現れたらびっくりするだろうから、
ある程度明るくて人数もそれなりにいるところで、しっかり伝える方法を事前に用意してから着手します。
それはマナーというか人として考えられることです。
さらに言うなら、もし僕が死んで幽霊になったとしたら、
まず最初に家族や大切な人たちのところにびっくりさせに行くのではなくて、
「幽霊は現実にいるんだ!」ということをより多くの人間たちに伝えにいきます。
例えば、ソフトバンクの孫正義さんの講演会や、国会議事堂での討論中やオリンピックの開会式など、
多くの目があるところに出て行き、「幽霊はいるし、死んだら幽霊になる」ということを伝えにいくと思うんです。
せっかく自分が伝える立場になったのに、
都市伝説や妄想で終わらせられる可能性のある若者数人のところにだけ出て行く理由はありません。
そのくらい考えられると思うんです。
「死んだらそんなの考えられなくなるんだよ」
と幽霊側の人間たちは言いますが、幽霊になったら急に知能が下がるのはおかしい。
人をびっくりさせたろ!みたいな遊びって、なにかを成し遂げた後にすると思うんです。
絶対死んだらもっとやることがある。
つまり、今まで何億人と死んだのに、
未だにそういった大勢の見識者の目の前に現れて「死後の事実」を伝える幽霊が出てきていないということは、
「幽霊はいない」という方向で考えてもいいと思います。
僕が一番うさんくさいと思うのは、身内が亡くなった時に、「枕元に立った」という話です。
枕元ってめっちゃびっくりするし、寝てるときだから記憶もあいまいです。
世話になった方なら特に、わざわざそんなタイミングで出てこずに、
もっといい感じの時に出てきてよって思います。
夜しか姿見えないとかそういう謎の縛りがあるのだとしたら、
せめて寝る前!もう寝ようかなーというタイミングで出てこれば、こっちもいろいろ話ができる状態なので有意義だと思います。
寝起きのトイレ行くタイミングで出てこられたらびっくりするし、話できる状態じゃないんです。
僕がもしおじいちゃんになって孫がいるとして、死んだときは絶対夜中に出て行きません。
愛する孫がびっくりするタイミングじゃなく、まともに話ができるときに最後の会話をしたいです。
そう考えると、そういう幽霊が出てきていない(そっちの話は聞かない)ということは、
幽霊はいないんじゃないかと考えていいと思います。
どうでしょうか?
先日この話を中学校の講演会でしたところ、
「よくわからないけどたしかにそうですね。なんか怖くなくなりました」とコメントを頂きました。
この考え方を取り入れて、多くの紳士淑女たちの夜が恐怖から解き放たれることを願っています。