浮気調査、企業のトラブル調査で日々全国を飛び回っている探偵、「後藤啓佑のトラブル対策相談所~探偵の視点~」ブログにお越しいただきありがとうございます!!
今回は、依頼者さんや周囲の知人と話す際に感じる、
「探偵ってここが誤解されている!」
というポイントをリスト化してみようと思います!
1,「探偵って、強くないとなれないでしょ?なんか格闘技やってるの?」
【探偵は、戦わない】
→探偵モノのドラマや映画では、必ずと言っていいほど対象者と殴り合います。
でも、よく考えてみてください!対象者とはなにか?
対象者とは、多くが依頼者から
「この人の動きや情報を‘’バレずに‘’収集してください」
とお願いされている対象人物のことです。
そう、探偵は第一前提、対象者に存在をバラしてはいけないのです。
殴ったら駄目ですね。絶対バレますもんね。
仮に対象者と対峙することになった場合は、
「逃げる」という行動をとるのが正解。
相手にこちらが何者かを判断される前に姿を消すことが絶対に重要なんです。
探偵は、戦いません。
2,「探偵って24時間いつでも対象者がラブホテルに行ったら急行しなきゃいけないんでしょ?」
【その時スケジュールが‘’空いてたら‘’行きます!】
→お客さんが1人~3人ぐらいしかいないときは、
なるべく24時間いつでも行くような体制になると思いますが、
多くの探偵事務所は常に少なくても6人、多ければ1人で10人以上のお客さんを同時に抱えます。
全員にその対応していたら、ビジネスではなくなってしまいます。
だいたいの探偵事務所は、
「調査の予約」をお客さんにとってもらってそのスケジュールで動くのです。
そもそも同時にお客さんを抱えていない事務所は、
おそらく商売として成り立っていません。。。
ホテルにいる→調査員のスケジュールがたまたま空いてる→急行!というイメージですね。
3,「依頼者さんと付き合ったりすることもあるんでしょ?」
【残念ながら、ありません。。。】
→自分が一番辛いときに、しっかりと話を聞いてくれる異性の探偵さん。
優しい言葉をかけてくれるし、頼もしく見える。。。
調査が終わった後に、声をかけられる探偵は多いでしょう。
しかし、所詮は「自分の話を聞いてくれる異性」というだけのポジションです。
僕はいつも声をかけられると、
「今は話を聞いてくれる異性というものに錯覚しているだけだと思うので、
1年後にまだ気持ちがあれば、またその時にお声がけください。
その時はクライアントとしてではなく、1人の女性として対応させて頂きます。」
と答えます。
探偵をやって14年。
あれ?まだ1度もその後連絡きてない。。。
もう1年以上経った人ばかりなんですけど。。。
こんなものです(笑)
以上、よく聞かれることを元に書いてみました。
中でも1番の「探偵は戦えなければいけない」という誤解は結構みなさん持っていると思います。
すごく聞かれるんですよね。
3番目のは誤解というよりは、そんなこともあるんでしょ?
というぐらいですが、よく聞かれます。
上のケースは僕がモテてないだけですが(笑)、
真面目な話、当たり前ですが、多くの探偵は依頼者さんを異性としてみることはないです。
そのあたりの倫理観がないと、長く探偵を続けることは無理でしょうね。
書いてて楽しかったので、また定期的に書いてみます(笑)