社員の素行調査
当事務所では素行調査という調査項目をご提供しています。素行調査とは、特定の人物の行動を監視する調査です。主な用途としては取引先の信用調査や、親族、婚約者、社員の行動調査などに適した調査項目となっています。
会社に対し虚偽の経費請求をした男性が逮捕される
先日、目に飛び込んできたニュースです。大手企業の株式会社イトーヨーカ堂。その社員が7年間に渡り会社に対して詐欺行為を行っていたことが判明しました。その期間は7年間、回数は750回以上で総被害額は2,400万円を超えるとのことです。
その手口は単純で、空出張を繰り返していたというもの。実際には出張などしていないのに、出張費として新幹線代や宿泊費などを横領した疑いがかけられています。この事実は社内調査という方法で判明し、事件発覚に至ったようですが、実に7年間もの間、社員の横領を野放しにしてしまっていた状態でした。
金額に関係なく経費虚偽は詐欺行為にあたる
今回のように額が数千万まで登らずとも、経費の虚偽申請は詐欺行為にあたります。会社員であれば会社から支給される通勤手当や家族手当、残業手当、家賃手当などが横領されやすい項目といえます。
例えば、実際の居住地とは別の場所で通勤手当を申請し差額を懐に入れる。このような行為は決して珍しいことではなく、引っ越しや同棲、結婚などのタイミングで旧住所のまま訂正しないなどがよくあるパターンです。毎月の差額は数千円かもしれませんが、年間で考えると数万円、勤続年数が長ければ長いほど、金額は大きくなります。
その他にも、家賃手当などは住む地域や所帯などに影響されるものも多く、条件を満たしていないのに手当を受け取ることは詐欺行為にあたります。これらの被害は、個人レベルで考えると数万～十数万の被害になりますが、会社規模で考えると、横領をしている社員の数ほど被害額が大きくなります。
横領行為をした社員は懲戒免職が可能
業務上横領をした社員は言わずもがな懲戒免職の対象となるでしょう。人間性は少なからず普段の業務態度に表れます。表面上はよく取り繕っていたとしても、裏では違反行為やクライアントに迷惑がかかる行為を行っていても不思議ではありません。社員の素行の悪さはそのまま会社のイメージダウンにつながります。クライアントからの信用を保つためにも、倫理観に欠ける会社の価値観とずれた社員は是正するか切ることも時には必要かと思います。
社員の素行調査で分かること
調査で得れる情報は様々な項目があります。実際の居住地や会社外での勤務態度、勤務外での素行、副業の有無、出勤方法など、ご相談内容によって必要な情報は異なりますので、内容に応じて成果をご提供させていただきます。
どういった調査方法で、どれくらいの期間、費用が掛かるか、お話を伺った上で詳細をお伝えさせていただきますので、気になった方は当事務所HPをご覧いただきお問合せいただければと思います。ご依頼の有無に関わらずご相談お見積もりは無料です。どうぞお気軽にご連絡ください。
数ある探偵社から当事務所を見つけてくださった皆様との一期一会の出会いを心よりお待ちしております。
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