会場の「COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール」

 

2023年劇団☆新感線43周年興行・春公演 Shinkansen faces Shakespeare

『ミナト町純情オセロ~月がとっても慕情篇~』

 

▼あらすじ
復興と共に新たな混沌が生まれつつあった1950年代の日本。
ヤクザの間でも、血で血を洗いシノギを削る争いの末、新たな勢力がのし上がりつつあった!
その中の一つが、関西の港町・神部をシマに戦後の混乱の中で勢力を拡大した沙鷗組である!その中心にはブラジルの血を引く若頭筆頭、亜牟蘭オセロ(三宅健)がいた。
図抜けた腕っぷしと度胸を武器に、若頭補佐の汐見丈(寺西拓人)とシマを広げてきたオセロ。しかし、四国の新興ヤクザ・観音組に組長を射殺された現場で、オセロはその場に居合わせた町医者の娘、村板モナ(松井玲奈)に惚れ、組を抜けてカタギになることを決意。
これが「オセロを二代目組長に」と考えていた、先代組長の未亡人アイ子(高田聖子)の恨みを買う!アイ子はモナに横恋慕する市議会議員の三ノ宮一郎(粟根まこと)も利用して、裏切り者オセロを地獄に突き落とすと心に決める……。
襲名辞退を知った沙鷗組の上部組織・赤穂組は、四国から船で来襲する観音組を倒すことを条件にオセロの足抜けを認める。そこでオセロは瀬戸中の漁師を束ねる顔役に力を借りて、観音組を海上で迎撃!作戦は見事に的中して観音組は壊滅に追い込まれた!
だが、アイ子の奸計によって、オセロは次第に友や恋人に対する嫉妬、そして不信の心を掻き立てられていく。その渦は周囲の人々を巻き込み、逃れることのできない悲劇へと誘うのだった──。

演劇キックより)

 

 

題材はシェイクスピアの四大悲劇のひとつ『オセロー』。

 

ヴェニスの軍人であるオセロが、旗手イアーゴーの奸計にかかり、妻デズデモーナの貞操を疑い殺すが、のち真実を知ったオセロは自殺する、という話。最も古い上演の記録は1604年11月1日にロンドンのホワイトホール宮殿で行われたものである。登場人物の心理が非常に明快であり、シェイクスピアの四大悲劇中、最も平明な構造をもつ。ボードゲームのオセロの名前の由来である。

Wikipedia:オセロ (シェイクスピア)

 

へー!オセロの名前の由来なのか。
どんなはなしかなんてもちろん知らないんで、あとからあらすじだけは読んだ。

新感線としては珍しい、12年ぶりの再演作品だそーですよ。
客席は健さん目当て?!のオネイサン多め。
物語の舞台は神部やら瀬戸中海やら小豆島(あずきじま)やら。

もう今回の事実上の主役と言っていいのは、高田聖子演じるアイ子やね。
ひとり語りが多く、アイ子を中心にはなしは進んでいく感じ。
今回も悪だくみがスゴいです。
でもまあ毎度のことですが、アイ子にも過去や思いなどいろいろがあるわけで。

三ノ宮一郎を演じる粟根さんはギャグ多め。
梅桜を演じる大好きな右近さんが今回はけっこー活躍してて嬉しかった。
帰りがけ、後ろの二人組の女性が「あの人ザキヤマにそっくりやん!動きもフォルムも」言うてて、確かに!って思た。

人間は昔っからデマに翻弄され、嫉妬に苦しんで…やってることは変わりないのね~

休憩入れて4時間弱。
3時間くらいがおじさんにはウレシイかな。
悲劇だったんであれですけど、休憩後はポンポーン!とテンポアップしていってほしい…。

 

 

あの犬…インディさんやったんや…。

 

 

 

大阪公演初日の日、秋公演の発表ありました~

 

ズッ友のターさんが今度連れてって言うんで、誘ってみよかな。