会場の「サンケイホールブリーゼ」。
『 噺家生活45周年記念 桂塩鯛独演会 』です。
【番組】
桂鯛蔵「 風呂屋番 」
桂塩鯛「 禁酒番屋 」
旭堂南海「 山内一豊と千代 」
桂塩鯛「 小間物屋政談 」
中入り
桂塩鯛「 蔵丁稚 」
師匠のざこば(お酒大好き!)、六代目松鶴にもかわいがってもらってた。
実は松鶴師匠はあまりお酒を飲まなくて、昔、事始めに松鶴師匠の家に行ったら奥の方から「帰っておくれやす!いんでおくれやす!」(笑)
仕方ないんで松鶴師匠の奥さんがお酒の相手してくれた。
その日の翌日は都丸(塩鯛)さんの結納の日。
なのに、帰り、●転して●問に引っ掛かり、一晩●察にご厄介になったざこば師匠(笑)
故 鶴志さんが、ざこばさんと一週間出番が一緒だと毎晩誘われて、(めちゃくちゃ飲むんで)三日目には飲み過ぎで死ぬんじゃないかと思ったて言うてました。
落語は「 禁酒番屋 」。
近くの席にリアクションがいいオネイサンおって、最後のしょうべん飲むとことか、その人がまたいい反応するんで、それも楽しかった(笑)
続いては旭堂南海師匠の講談で「 山内一豊と千代 」。
やさしく解説入れてくれながらなので、分かりやすいし、めちゃ面白い!
例えば張り扇をたたくタイミング。
1回打つ → ウソをついた時
連打 → 大ウソをついた時
本日の女性のお客様、お美しい方ば…(パン!パン!パン!)(笑)
前にどこかの落語会で聞いたんやけど、あの「講談社」というのは、元々、講談関連の本を出版していたから社名が「講談社」になったそうですよ。
続きましては、楽しみにしてた「 小間物屋政談 」。
最後のどんでん返しが痛快でオモロイわ!
中入り後、トリのネタは「 蔵丁稚 」。
芝居ものが得意な米朝一門(ざこば一門を除く)(笑)
噺に出てくる「忠臣蔵」は、「赤穂事件」を元にしたお芝居なのに、まるで「忠臣蔵」が史実のように伝わってる。
昔、上岡龍太郎さんが引退する際、「松竹座」で『かわら版!忠臣蔵』のお芝居やってましたが、その時ざこばさんがわっるーい吉良上野介役やってたのなぜか思い出した。
本日はサンケイホールブリーゼの独演会にご来場の皆様。本当にありがとうございました😊皆様のおかげでとても和やかな雰囲気にしていただきました。私自身気持ち良くおしゃべりさせてもらい、こんな嬉しい事はありません。どうぞ今後とも宜しくお願い申し上げます🤲 pic.twitter.com/cB4qv5FoRO
— 桂塩鯛 (@shiodaikatsura) October 23, 2022
45周年おめでとうございます!
来年も楽しみにしてます。