時間がたっぷりぷりぷりぷりっぷりあるので、萱島駅のクスノキでも見てこよ。
牧野駅からおけいはんで萱島駅へ。

淀屋橋方面行きのホームにある、推定樹齢700年のクスノキ。

 

このクスノキは「萱島神社」の御神木で、高さは20メートル、幹まわりは7メートルあるそうですよ。

 

 

 

 

ステキですね。

たま~にこーゆー木の生えた駅見かけますが、ここのが一番大きいんじゃないでしょうか。

 

出町柳行き準急に乗車して丹波橋駅へ。
近鉄に乗り換えて竹田駅へ。

 

竹田駅は、近鉄と京都市営地下鉄の共同使用駅。

京都市営地下鉄では唯一の地上駅だそうですよ。

 

地下鉄烏丸線に乗り換えて四条駅へ。

南改札口を出て、地上に上がった辺りの地名はなんと!「二帖半敷町」と言います。

 

(グーグルマップより)

 

このオモシロイ地名の由来は…
かつて、ここにあった「五条寺」の住職が、二人の弟子に寺院を二分割して継がせたことから「五条」を二つに割って「二条半」。
それがいつしか「二帖半」に変わった。


この町にタタミ五帖しかない家があり、兄弟が二帖半に分けて住んでいたから。

この町に二帖半の茶室があったから。

と、諸説あるそうですよ。

 

ちなみに~!四条駅の住所も二帖半敷町になります。
なにか町名の記されたものはないか、と歩いて見つけました。

 

町名は二帖半敷ですが、実際は5,932,906帖敷あります(探偵さんの助手調べ)。

 

▼▼▼京都には他にもオモシロイ町や地名がありますね。

 

 

 

 

二帖半敷町の南を通る仏光寺通を西に入ったとこに「与謝蕪村宅跡」碑ありました。

 

 

(終焉の地)とあります。

与謝蕪村は江戸時代の俳人であり画家。京都に移り住みだしてから、いくつか場所を転々とし、この地にあった路地の南に見つけた空家に居を構え、1784年(天明3年)に68歳の生涯を閉じたそうです。

 

ところで、この「与謝蕪村宅跡」碑があるのは、これまたオモシロイ名前の「釘隠町」。
なんでも、この地にあった商人の屋敷に「釘隠し」の技法が使われていて見物人が押し掛けるようになり、ついには地名になってしまったんだそうですよ。
 

ポツポツ雨が降りだしたし、ホテルに向かいます。