「井笠鉄道記念館」は、1913年(大正2年)に建築された旧新山駅駅舎を利用しています。
前を走る県道を拡幅した際、やや西へ移動(たぶん曳家)されてるそうですよ!

 

内部には井笠鉄道ゆかりの資料を展示。

 

これ(車両動揺測定器)、昔、岡電の新人運転手に密着した番組で使ってんの見たことあるわ!

 

タブレット閉塞機

 

1913年(大正2年)開業。

笠岡と井原の間を1時間20分かけて結んでいました。

運賃が人力車よりも安かったため、順調に利用客を増やしていったそうです。

1947年(昭和22年)には、なんと!年間400万人の利用者がいたそうですよ!


1967年(昭和42年)、神辺・矢掛支線が廃止。
1971年(昭和46年)、本線廃止。

 

鬮場駅跡は少し前に笠岡駅から廃線跡を歩いて行ってみました。

 

屋外に展示されてる車両。

[1号機関車]

井笠鉄道開業当初から昭和30年代まで活躍。
その後、鬮場車庫で保管されていましたが、1971年(昭和46年)3月31日の最終運航日にさよなら列車を牽引。
鬮場車庫にあった転車台に載ってます。

[ホハ1]

こちらの客車も開業当初からの車両で、当初は車体の1/3が特等室として仕切られていたそうですよ!

[ホワフ1]

車掌室付きの貨車。
井笠鉄道の貨車で現存するのは、この車両のみだそうです!
ところで、井笠鉄道は沿線でとれる果物や農産物の輸送にも大いに活躍し、多い時で47両の貨車を保有していたそうです。

 

井笠鉄道ホジ9保存会さんが作成した冊子を購入。

彼のことは[ホハ11]が保存されてる福山の「太陽保育園」の園長?!さんも褒めてたわ~

 

続いて、井原市にある「経ヶ丸グリーンパーク」へ。

 

ここにも井笠鉄道の車両が保存されています。

[ホジ101]

現役時代は、国内の軽便鉄道では最速の時速75km/hを誇ったそうですよ!

[ホハ8]

矢掛線で客車として使われていた車両だそうです。

 

「井笠鉄道記念館」で買うた冊子にも載ってる[9号機関車]を美星町の「星空感オートキャンプ場」に見に行ったら、移設されてて、冊子によると井原市内にあるということで、これも調べたら、なんとなく場所はわかったんで、また今度行ってみようと思います。

「池田動物園」の[2号機関車」は…まあ、気が向いたら行くかも、です。

 

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