信号待ちの車の運転手の意識がない!? てつじ!!起きろ!! | 走れ!!いつもどこかで探偵マン

走れ!!いつもどこかで探偵マン

依頼がある限り、いつもどこかで走り続けている熱血探偵マン!(注:自称)
百人百色、人生色々、トラブル色々、受けるお悩み色々。
 
◇探偵コスモサポート◇

朝5時過ぎ、とあるガソリンスタンドにいた時、そばの交差点でクラクションが響き渡る。

どうやら、先頭の白のワンボックスが動かない模様。
何やら、ただならぬ気配を感じ、探偵マン駆けつける。
案の定、ドライバー男性が目を閉じて俯いている。

呼びかけながらドアを叩いても反応なし。

幸いにもロックはされておらず、ドアが開く。

中にいたのは、シャンプーハットのてつじをガッチリさせた様なガテン系の兄ちゃん。

車内から呼びかけても応答なし。

揺すってみるも応答がない。

もしやこれは、一大事か!!!

とおもった瞬間、てつじが充血した目を開き、開口一番
「!!あいつどこ行ったん!?」

探偵マンの顔をみつめながらもう一度、
「あいつどこ行ったん!?」

探偵マン「(知らんがな)いや、あなた寝てましたよ!信号一回飛ばしてますわ」

特に酒の匂いはない。

てつじ、後部座席を振り返る・・・

探偵マン顔をみつめてもう一度
「あいつどこ行ったん!?」

いや、その前に俺を誰か聞けよ(*'ω'*)

探偵マン、信号指差して「ほら、青!青!」

てつじ、何か悟った様な目で、探偵マンに手を上げながら走り去っていく。

さよならてつじ、事故起こすなよ。

しかしあれよ、後続車何台もいたのに、クラクションだけいっちょ前に鳴らしておいて、誰も出て来ず。

 

ここだけ残念。