ここ(都内ではない)の祭礼では「麦こがし」が配られる。麦を挽いた粉だが、なぜ「こがし」なのか。ずっと疑問であった。

平出鏗二郎の「東京風俗誌」を読んでいてアッと思った。

7月1日の富士祭の記事に「麦粉菓子(むぎこぐわし)」という言葉があるではないか。(ちくま学芸文庫『東京風俗誌 上』230頁)

ここの「麦こがし」と同じものかは分からないが。